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2026.09.02

家づくりを最も左右するコストとは?

家づくりを最も左右するコストとは?

これから先、日本では少子高齢化がさらに進んでいくと考えられています。

社会保険料や税金など、給与から差し引かれる負担が増える一方で、
将来受け取れる年金だけに頼って生活することは、
ますます難しくなるかもしれません。
だからこそ、元気に働ける今のうちから、自分たちの将来に備えて、
少しずつでも貯蓄を積み上げていくことが大切です。

おはようございます。
Tsumugu Houseの新内です。

そして、その貯蓄に回せるお金を確保するためにも、
家づくりにかける費用を少しでも抑えることを、
真剣に考えなければいけません。

最小限の予算で家づくりをするための基礎知識

家づくりの予算を抑えるというと、多くの方は、
まず建物の価格を下げることを考えます。
設備のグレードを落としたり、使う材料を変更したり、
家の広さを小さくしたりすることで、
建築費を抑えようとするわけですね。
もちろん、建築費を見直すことも大切です。

しかし、建物だけを切り詰めても、
家づくり全体の予算を大きく圧縮できるとは限りません。

家づくりには、
「土地」
「建物」
「庭・外構」
という3つの大きな費用がかかるからです。

つまり、家づくりの総予算を抑えるためには、
建物だけではなく、土地と庭にかける費用も同時に見直さなければいけません。
中でも、予算を大きく左右するのが土地にかける費用です。

土地予算を抑えるために知っておくべきこと

土地にかけるお金を最小限に抑えるためには、
まず土地選びに関する「常識」や「当たり前」
を疑うことから始めなければいけません。

日当たりの良さにこだわらない

一般的に、日当たりの良い土地は人気が高く、
その分、価格も高く設定されています。
特に南側が道路に面した土地は、多くの方が希望するため、
同じエリアの中でも高値で売られる傾向があります。

しかし、実際にそのような土地に建っている家を見てみると、
南側に大きな窓をたくさん設けているにもかかわらず、
カーテンが一日中閉められていることも少なくありません。
道路や周囲から家の中が丸見えになってしまうからです。
また、夏の強い日差しや紫外線を避けるために、
シャッターまで閉めたままになっているケースもあります。
せっかく日当たりの良い土地を高く購入しても、
その光を十分に生かせなければ、
土地に余分なお金をかけた意味が薄れてしまいます。

大切なのは、土地そのものの日当たりではなく、
設計によって室内に必要な光を取り込めるかどうかです。

土地の形の良さにこだわらない

土地の価格は、形の良し悪しにも左右されます。
正方形や長方形に近い整形地は建物を配置しやすそうに見えるため、
一般的に価格が高く設定されています。

しかし、土地の形が良いからといって、
必ず住みやすい家になるわけではありません。

反対に、三角形や台形、旗竿地などの不整形地だからといって、
住みにくい家になるとも限りません。

確かに、形が整っていない土地は、
見ただけでは家の完成形をイメージしにくく、
第一印象もあまり良くないかもしれません。
そのため、多くの方から敬遠される傾向があります。
しかし、敬遠されやすい土地だからこそ、
価格が安く設定されていたり、
価格交渉に応じてもらいやすかったりすることがあります。

また、人気が集中しにくいため、
土地だけを慌てて契約する必要がなく、間取りや見積もりを確認しながら、
比較的ゆっくりと家づくりを進められることもメリットです。

設計次第では、その土地の形を生かした、
個性的で暮らしやすい家を建てることも十分に可能です。

無駄に広い土地を買わない

何も建っていない更地を見ると、
実際の広さよりも狭く感じてしまうものです。
そのため、
「この広さでは家が建たないのでは?」
「もう少し広い土地を探した方がいいのでは?」
と考える方が少なくありません。
しかし、実際に設計してみると、
想像している以上に大きな家を建てられるケースはたくさんあります。

例えば、50坪程度の土地があれば、
駐車場を確保しながら平屋を建てることも十分可能です。
家の大きさや土地の条件にもよりますが、
60坪ほどあれば、比較的ゆとりのある平屋も計画できます。

必要以上に広い土地を買えば、
土地代が高くなるだけではありません。
庭や外構にかかる工事費も増えますし、
将来にわたって草取りや剪定などの維持管理にも手間がかかります。
さらに、土地が広くなれば、固定資産税の負担
も増える可能性があります。

だからこそ、「広ければ広いほど良い」と考えるのではなく、
自分たちが希望する家と駐車場が無理なく収まる、
必要十分な広さを選ぶことが大切です。

常識の反対側に、予算を抑えるヒントがある

ここまでお伝えした、
「日当たりの良さにこだわらない」
「土地の形の良さにこだわらない」
「必要以上に広い土地を買わない」
という3つの考え方は、一般的な土地選びの常識とは反対に感じるかもしれません。

しかし、土地代を大きく抑えるためには、
このような視点を持つことが欠かせません。
土地に数百万円余分に使ってしまえば、その分、住宅ローンの返済額も増え、
将来の貯蓄に回せるお金は少なくなります。

反対に、同じエリアでも土地選びの考え方を変えることで、
数百万円単位で費用を抑えられる可能性があります。

家づくりで大切なのは、人気の土地を高く買うことではありません。
無理のない予算の中で、自分たちが快適に暮らせる家を建てることです。
土地にお金をかけ過ぎず、そこで浮いた費用を住宅ローンの負担軽減や、
将来のための貯蓄に回していただければと思います。

それでは…。