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2026.05.16

収納をたくさんつくらない

収納をたくさんつくらない

「収納は多ければ多いほどいい」は本当か?

家を建てるとなると、
「収納はたくさんあった方がいい」と誰もが考えます。

しかし、むやみに収納を増やしてしまうと、
その分、家のコストは確実に上がってしまいます。

だからこそ、コストを抑えながら収納力を確保するためには、
まず“収納に対する勘違い”を正すことが大切です。

おはようございます。
Tsumugu Houseの新内です。

今回は、収納計画で知っておくべき2つのポイントについてお伝えします。

✔ 収納は「量」ではなく「質」

まず1つ目は、
「たくさんつくればいいわけではない」ということです。

例えば、リビングダイニングキッチンには、
手紙、書類、薬、文房具、日用品など、
細かいモノが数多く存在します。

では、それらの収納がバラバラの場所に点在していたらどうでしょうか?
管理しやすいでしょうか?

おそらく、
・どこに何を置いたか分からない
・探すより買った方が早い
という状況になりがちです。

その結果、同じモノが増え、
収納の中はさらにゴチャゴチャしていきます。

さらに、収納に収まりきらなくなると、
今度はリビングにモノがあふれ、
追加で収納家具を買うことになり、
空間はどんどん狭くなっていきます。

また、奥行きが深すぎる収納も要注意です。
手前にモノを置くことで奥のモノが取り出しにくくなり、
存在自体を忘れてしまう原因になります。

結果として、
・無駄な出費が増える
・片付かない家になる
という悪循環に陥ります。

人は、複雑になるほど管理できなくなるものです。
だからこそ収納は、
“シンプルで分かりやすく”つくることが大切です。

✔ 通り抜け動線は収納を減らす

2つ目は「通り抜け動線」についてです。

収納の中を通り抜けられる動線や、
玄関を家族用と来客用に分ける動線などがこれにあたります。

一見すると使い勝手が良さそうですが、
実は大きな落とし穴があります。

通り抜けをつくることで、
収納の中に“通路(廊下)”が生まれてしまい、
その分、収納量が大きく減ってしまうのです。

さらに、
・ドアが増える
・スイッチも両側操作にする必要がある
といった理由から、コストも上がります。

つまり、
「便利そう」という理由だけで採用すると、
・収納量は減る
・コストは上がる
・結果として片付かない家になる

という、あまり良くない結果になりやすいのです。

✔ 収納は「床」ではなく「壁」で考える

では、どう考えるべきか。

結論はシンプルです。
収納は「床面積」ではなく「壁面積」で考えることです。

天井までの高さ(約2.4m)をどれだけ有効に使えるか。
ここが収納力を大きく左右します。

床面積ばかりで考えると、
収納スペースを増やすしかなくなり、
その分コストも上がってしまいます。

一方で、壁面をしっかり活用すれば、
限られた面積でも十分な収納力を確保することが可能です。

ただし注意点として、
棚板の枚数はしっかり確保してください。
ここを減らしてしまうと、収納力は一気に落ちてしまいます。

コストを抑えながら、使いやすい収納をつくるためには、
今回お伝えした考え方がとても重要です。

ぜひ、間取りを考える前の段階で、
ご家族と一緒に整理してみてください。

それでは・・・。