ブログ
2026.05.13
イイ家の最小限のコストで建てるための知識
家の価格は「面積」に最も大きく左右されます。
つまり、コストを抑えるためには、
できるだけ家をコンパクトにすることが重要です。
とはいえ、いざ家づくりを始めると
「あれも欲しい」「これも欲しい」となりやすく、
実際にはコンパクトにまとめるのは想像以上に難しいものです。
だからこそ、そうならないための“合理的な考え方”が必要です。
もしあなたが、家の価格をできるだけ抑えたいとお考えであれば、なおさらです。
おはようございます。
Tsumugu Houseの新内です。
今回は、家の面積に大きく影響する
「部屋の広さ」について、順に考えていきたいと思います。
✔ 子供部屋について考える
現在の家づくりでは、子供部屋は2階に、
そして広さは「6帖」が当たり前になっています。
しかし、本当に6帖も必要なのでしょうか?
6帖の実際の有効寸法は、およそ3.51m×2.6mです。
この中に、幅90cmのシングルベッドと学習机を置いたとしても、
まだ1.5帖〜2帖ほどの余白が生まれます。
もちろん、「少しでも広くしてあげたい」という気持ちはよく分かります。
ですが、それをコストに置き換えるとどうでしょうか。
・1.5帖広くするだけで約45万円アップ
・2帖広くすれば約60万円アップ
・それが2部屋あればさらに倍
さらに言えば、子供はいずれ家を出ていきます。
その前提も踏まえたうえで、広さを考えることが大切です。
✔ 寝室について考える
寝室も同じです。
展示場のような8帖や10帖の広さは、本当に必要でしょうか?
例えば6帖あれば、ダブルベッドを2台並べることができます。
6帖(約3.51m×2.6m)に対して、
ダブルベッド2台は約2.8m×2mで収まるからです。
寝室は基本的に「寝るための部屋」です。
収納はウォークインクローゼットへ。
タンスやドレッサーもほとんど置かない時代ですし、
テレビも壁掛けが主流です。
そう考えると、寝室を必要以上に広くする理由はあまりありません。
✔ 床面積を増やすとどうなるか?
床面積が増えれば、その分コストは確実に上がります。
ですが、それだけではありません。
空いたスペースには、つい何かを置きたくなるものです。
結果として、モノが増え、片付けにくい家になってしまいます。
例えば子供部屋。
余白があればソファやテーブルを置きたくなり、
居心地が良くなることで、部屋にこもりがちになることもあります。
リビングダイニングも同様です。
テーブルとソファの間に余白があると、
そこは自然と“物置スペース”になります。
ランドセルや勉強道具、習い事の荷物が置かれ、
気づけば雑然とした空間になってしまいます。
✔ コンパクトな家の本当のメリット
だからこそ、子供部屋や寝室はもちろん、
リビングダイニングであっても無駄に広げる必要はありません。
家を広くしすぎると、
・建築コストが上がる
・掃除や片付けの手間が増える
・暮らしにくくなる
といったデメリットが増えてしまいます。
もちろん、そのためには
・使いやすい場所に収納を配置する
・生活動線を意識した間取りにする
といった工夫は欠かせません。
いかがでしたか?
イイ家をコストを抑えながら建てるためには、
こうした「広さに対する考え方」がとても重要です。
固定概念にとらわれず、合理的に考えることができれば、
無理のない予算で、長く快適に暮らせる住まいを手に入れることができます。
ぜひ、家づくりを始める前に
ご夫婦で一度しっかり話し合ってみてください。
それでは・・・。