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        2024/11/07
            円安による物価高の影響は
            私たちの生活に密接している電気料金にも出てきており、
            とりわけ新築時は電気料金の契約形態が新しくなると同時に
            家族人数も増え電気使用量が増えるため
            電気料金がグンと上がる傾向があります。
            
            ゆえ、これから家を建てる方は、
            この事実を知った上で
            家づくりの計画を立てなければいけない
            というのが弊社の考え方です。
            
            電気料金は生きている間ずっとかかり続けるコストだし、
            これに対する対策をしていないと
            それこそローン返済に支障が出る
            可能性だって充分あり得ますからね。
            
            おはようございます。
            株式会社ミズシマの新内です。
            
            まず、家を建てる人にとって
            電気料金の支払い負担を軽減するために欠かせないことが
            太陽光発電の設置です。
            太陽光発電を載せると電気が自給自足出来るようになり、
            電気料金の値上げに一喜一憂する必要がなくなるからです。
            
            ゆえ、基本弊社では
            全ての方に太陽光発電の設置をオススメしているわけですが、
            この際、パネルの設置費用は住宅ローンに組み込むのではなく、
            住宅ローンとは別で10年ローンを組んでいただくようにしています。
            
            理由は2つ。
            1つは、返済期間が短いほど利息の支払いが少なくて済むから。
            
            仮に、国内メーカー太陽光発電パネルを10KW設置し、
            それに200万円かかるとした場合、
            固定金利1.4%にて35年返済でローンを組んだとしたら、
            6,026円×420回=2,530,920円が総返済額になるのに対し、
            (変動金利の場合、総返済額が確定しないので
            確定出来る固定金利で試算しています)
            10年返済で別ローンを組んだ場合、金利は1.7%と高くなるものの、
            18,315円×120回=2,197,800円となり、
            333,120円も利息の支払いを圧縮出来ますからね。
            
            そしてもう1つの理由が、住宅ローンとは別に
            太陽光発電のローンを負担することになったとしても、
            太陽光発電を設置せず電力会社に電気料金を払い続ける
            という選択をするより確実に家計の負担が小さくなるからです。
            
            そして、太陽光発電パネルの返済を10年で終わらせることによって
            それ以降家計の負担が大幅に軽減され
            そこから大きな利益を生み出してくれます。
            その利益たるや、ご家庭によって差異はあるものの
            標準的な数字を挙げるとすると
            年間で20〜25万円ぐらいではないでしょうか。
            
            そんなわけで太陽光パネルの設置を標準化し、
            その返済を10年にしてもらっているという次第であります。
            
            もちろんキャッシュで支払えば
            利息を一切払う必要がなくなるので、
            さらなる経済効果を生むことになるのですが、
            この場合、手元に残るお金が急激に減ってしまうことになり、
            お金の不安が芽生えることになったり、
            別のことにお金が使えなくなるというデメリットもあるので、
            これは基本オススメしていません。
            
            要は、あくまで太陽光発電パネルの設置費用は、
            太陽光発電が生み出すお金で支払いをしていってもらうという
            投資とリターンの考え方というわけです。
            
            ぜひ参考にしてみてください。
            
            それでは・・・。