2024/07/25
色んなことに縛られない
自由で豊かな人生を歩んでいただくためには、
複利効果を最大限活かせるように
「貯金」をやり続けることが大事で、
それを実現するための一歩として
前回住宅ローン選びの重要性について
お伝えさせていただいたのですが、
絶やすことなく「貯金」をやり続けていくために
もう1つ大切なことが「電気料金」にどう対処するのか
ということです。
2022年の10月をもって
燃料調整費の上限が撤廃されたことで
電気料金が一気に値上がりしたし、
電気料金はこれからも容赦なく
上がっていく可能性が高いですしね。
ゆえ、「貯金」の元手を減らす
直接的な原因となる可能性が高い
電気料金の値上がりに
家を建てるタイミングで、
しっかりと対処していただきたい
と考えている次第です。
電気料金は、
いつか終わりがある住宅ローンと違って
生きている間ずっと必要となるコストですしね。
おはようございます。
株式会社ミズシマの新内です。
では、そのためにはどうすればいいのか?
それは、断熱性能を高めることではありません。
また、換気性能を高めることでもありません。
これらは、日々の暮らしの快適性を
格段に高めてくれるものであることは
疑いようのない事実ではあるものの、
これらによって電気料金が安くなる
というのは正しい情報ではありません。
家庭の電気料金の中で冷暖房が締める割合は
年間で28%ぐらいしかないからです。
(国が発表しているデータです)
そして、家を高性能化したことによって
これがゼロになるわけでもなく、
せいぜい2〜30%削減出来ればいい所だ
というのが事実だからです。
つまり、仮に年間で必要となる
電気料金を20万円だと想定した場合、
冷暖房にかかっている電気料金は
その28%の56,000円であり、
仮に20%削減出来たとしても、
月ベースでは1000円弱しか安くならない
というのが現実だということですね。
いわば、家の高性能化は
電気料金を抑えるための対策ではなく、
長い目で考えるとより快適な暮らしを
コストアップすることなく手に入れるための手段である
というわけですね。
ゆえ、電気料金に正しく対処するためには、
「家の高性能化」という手段ではなく、
「太陽光発電の設置」という手段を
推奨させていただいています。
太陽光発電は電気料金の中で
28%を占めている冷暖房費だけじゃなく、
28%を占めている給湯器や
その他全てを占めている家電などの
動力の料金も全てまかなってくれます。
ゆえ、リアルタイムで
高騰し続けていっている電気を
電力会社から買わないようにするための
最善の手段であることは
火を見るよりも明らかなことなのですが、
以下の2つの間違った認識によって
後ろ向きに感じている方が
けっこういらっしゃるのではないでしょうか。
1つ目の認識がこれです。
現在、国内メーカーの発電補償は
25年という家電製品では
異例の長さであるにもかかわらず、
なぜか多くの方が10年ぐらいで
パネルがダメになるんじゃないか
と思っていたりします。
また、パネルの廃棄が
ものすごく高いという間違った認識も
なぜかよく耳にするのですが、
これも国内メーカーの製品では
全くそんなことはないし、
そもそも何十年も先のことを心配して
下手したら何百万円も
無駄なお金を支払うことになると考えたら、
めちゃくちゃ勿体無いですよね。
これも反対派の人がよく口にすることですが、
買取金額が48円や42円だった時の
電気料金と現在の電気料金が
いかに違うのかに目を向ければ、
これがいかに出鱈目なのか
ご理解いただけると思います。
もはや現在は
余った電気を売って儲けるのではなく、
高騰していく電気を
電力会社から買わないことによって
手元からの資金流出を防ぐ
というのが正しい認識ですからね。
ゆえ、こういった
ファクト(裏付け)がない
間違った情報に惑わされないように
気をつけていただければと思います。
現在の世界の動きを見ている限りでは、
電気の製造コストは下がるどころか
上がっていく一方であり、
太陽光発電すらつけてないお家は
家計の負担は上がり続けていく一方ですからね。
というわけで、
ローン選びにせよ電気料金に対する対処にせよ、
家づくりをする時は
人生の大きな分かれ目になるといっても過言ではないので、
よく勉強してから家づくりを行っていただければと思います。
それでは・・・。