2023/01/13
家のコストを最も左右するのは家の面積ですが、
これは、みんなが出来るだけ広くつくりたいと思っている
リビングダイニングキッチン(LDK)とて
決して例外ではありません。
つまり、リビングダイニングキッチンも
広くつくればつくるほど
それに連動して家の価格が高くなるということですね。
となると、
①家の価格が高くなる、か、
家の価格が高くなるのが嫌であれば、
②高くならないようにLDKを削る
③LDKを削るのが嫌なら別の所を削る
の3つのうちのどれかを
選択していただくことになるのですが、
さてあなたならどの選択をされるでしょうか?
おはようございます。
株式会社ミズシマの新内です。
では、具体的に数字を当てはめながら
考えていってみましょう。
個人的には、LDKの広さは
16帖がちょうどいいと思っているので、
独断と偏見でこの広さを基準として、
数字を当てはめていってみますね。
例えば、あなたがLDKを
20帖でつくりたいとお考えだとしたら、
4帖家が大きくなるということになります。
となると2坪家が大きくなるのですが、
そうなれば約120万円家の価格が高くなります。
なので、それでもLDKを大きくしたい
とお考えであるとしたら、
かつ、そうすることが
予算的にも全く問題ないのであれば、
そうした方がいいでしょう!
他方、LDKは広くしたいけど、
それに逆行して予算は削らなければいけないとしたら、
LDK以外で削れるところがないか
考えてみて欲しいのですが、
それが難しいとしたら、
余分に広くつくろうとしている
LDKを削らざるを得なくなります。
つまり、20帖ではなく
16帖でつくるということです。
この場合、そうするかしないかを判断する基準は、
LDKに置こうと思っている家具のサイズが
16帖になったとしても問題ないかどうかです。
例えば、L型の大型のソファーを
リビングに置きたいとお考えであれば、
もしかしたら、ダイニングとリビングの間に
全くゆとりがなくなってしまうかもしれないし、
ソファーを置かないのであれば、
そうしていただいても全く問題はないでしょう。
なので、LDKの広さを決める基準として
どんな家具を置こうと思っているのかと
そのサイズ感を把握してもらっておくと
どうするかの判断がよりつきやすいかと思います。
LDKは広くつくりたい・・
でも予算は上げたくない・・
おそらくこうお考えの方が大多数ではないでしょうか。
ここで大半の時間を過ごす
と言っても過言ではないことから、
出来るだけ開放感のあるLDKにしたいと
思うのが当たり前の感情ですしね。
例えば、
10帖にしようと思っていた寝室を6帖にすれば、
コストを増やすことなく
LDKを広くつくることが出来ます。
あるいは、6帖にしようと思っていた
子ども部屋を4帖半にすれば、
そして子ども部屋が2部屋だとしたら、
わずかなコストアップで
LDKを広くつくることが出来ます。
あるいはそもそも平屋にすれば、
階段分面積を削ることが出来るし、
廊下を完全になくすことが出来れば、
部屋や収納を縮めずとも面積を縮めることが出来ます。
なので、どうしてもLDKを
小さくしたくないという方は、
これらをバランスよく採用することによって、
コスト調整していただければと思います。
僕自身は、LDKは16帖で
ちょうどいいと思っているので、
個人的にオススメなのは、
「LDKも小さくしながらそれ以外の所も削る」
というまた別の選択肢です。
理由は、家にお金を掛け過ぎるよりも
もっと別のことにお金を掛けるべきだ
と思っているからです。
例えば、この選択をすることによって
240万円コストが下がったとしましょう。
となると、ローンの利息も含めると
300万円お金が浮いたことになるのですが、
そうなれば家族で旅行に行く回数が増えるし、
旅行プランもより良いものに出来、
思い出づくりや子供たちに貴重な体験価値を
与えてやることが出来ます。
また、そのお金を老後のための
資産運用に回すことが出来れば、
これからの暮らしの不安を
少しでも和らげることが出来ます。
なので、この第4の選択肢も視野に入れつつ
家づくりの計画を立ててみていただけたらと思います。
それでは・・・。