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工務店の社長がつぶやく『失敗しない賢い家づくり』の豆知識

住宅ローンでなにより大切なコト

住宅ローンを利用する時、
車や奨学金などのローンがない方が
いいのは当たり前なのですが、
そういったローンが残っているから
住宅ローンを借りることが出来ない・・
というわけではありません。

とはいえ、このような状況の場合、
銀行が思っているだけの額を
貸してくれない可能性が高くなります。

本当は3000万円借りたいのに、
ローンが残っているせいで
2500万円しか借りられないという風に。

それゆえ、家を建てる時には、
なるべくローンがない状態に
しておくコトをオススメしています。

おはようございます。
株式会社ミズシマの新内です。

と言っても、現代社会の中で、
全くローンがない方なんて
皆無に等しい状態なので、
あくまでこれは理想論ですけどね。

スマートフォンの機種代は基本分割払いだし、
クレジットカードを使っている時点で
ローンを持っているわけですしね。

ローンがあることよりもその返済状況が大切

住宅ローンの審査をするにあたり、
銀行が重視するところは、
ローンがあるかないかよりも、そのローンを遅れることなく、
毎月キッチリ返済出来ているかどうかです。

つまり、あなたが誠実であるかどうかを、
チェックしているというわけですね。

そして、遅れが連続で続いている、
あるいは督促が届いているにもかかわらず払っていない、
あるいは踏み倒している、といった状態だと
住宅ローンの審査に大きく響いてしまいます。

ですから、家を建てたいとお考えであれば、
車や奨学金といったローンの返済はもちろん、
クレジットカードや携帯電話などの支払いにも、
いつも気を付けておいた方がいいというわけです。

住宅ローンで気をつけること

そして、住宅ローンを利用する上で
もう1つ気を付けておくべきことが、
借り過ぎてしまうということです。

例えば、あなたの年収が400万で、
奥さんの年収が300万円あったとしたら、
2人の収入を合算すれば、
民間の銀行で3500万円〜4200万円、
フラット35なら7000万円近くまで
借りることが出来ますが、
おそらく3000万円以上借りるべきではありません。
その後の暮らしにゆとりがなくなるからです。

仮に、そんなゆとりのない生活の中
奥さんが働けない状況になってしまったら?
あなたが会社を辞めなければいけない
状況になり給料が下がってしまったら?
会社の業績が悪くなりボーナスがなくなってしまったら?

たちどころに生活が破綻することはないにしても、
そんな暮らしは精神的にかなりしんどいですよね。

なので、たとえ周りの人たちが、
そうしているからといって、
あなたも同じようにして大丈夫だと
勘違いしないようにしてください。

家が幸せを壊してしまっては、
元も子もありませんから。
それでは・・・。