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2021/06/22

『平屋』と聞くと、
　“高そう・・・”というイメージと同時に
“広い敷地じゃなきゃ無理だ・・・”
というイメージが浮かんできます。

実際、分譲地に建っているお家を見てみると、
2階建てばかりなので、
50坪や60坪では足りないんじゃないか？
と普通は考えてしまうでしょう。

また、それに拍車をかけて、
不動産屋や住宅会社までも、
広い土地が必要ですよと言うので、
“平屋にはお金がかかる”と決めつけてしまい、
あっさりと諦めてしまいます。

おはようございます。
株式会社ミズシマの新内です。

しかし、実際は平屋を建てる場合でも、
それほど大きな敷地はいりません。

なぜなら、平屋にするからといって、
2階建ての2階部分が
そのまま1階に足されるわけではなく
階段や廊下もカット出来るし、
トイレも１カ所でいいし、
余分な部屋もつくる必要がなくなるからです。

つまり、平屋になることで
けっこう家がコンパクトになるということですね。

それゆえ、弊社では、
土地面積が55坪を超えれば、
よほど敷地条件が悪くない限りは、
『平屋』を提案させていただくし、
50坪やそれ以下の場合でも、
可能なら『平屋』をご提案させていただいています。

無駄に広い土地を買ってしまうと・・・

まず、土地に余分なコストが掛かります。
仮に、20坪余分に土地を買ってしまい
坪単価が15万円だとしたら、
300万円も余分な出費をしてしまったことになります。

また、余分に買ってしまった20坪分、
外構工事もしないといけなくなり、
もしコンクリートを打ったら、
それだけで50万円ものコストがかかってしまうんですが、
さらに、これらに35年分の利息を合わせると、
ざっと400万円以上無駄な出費をしていることになります。

しかも、出費はそれだけにとどまらず
ずっと払い続けなければいけない固定資産税も
同時に高くなってしまうのですが、
固定資産税は60坪を超えると、
超えた部分に関しては税金が2倍になるため、
ずっと割高な納税をし続けなければいけません。

それゆえ、土地探しをする前に、
どんな家が建てたいのかをある程度明確にし、
自分が買うべき土地の広さがどれくらいなのかを
まずは把握してもらえたらと思います。

そうすれば、無駄に広い土地を探したり
購入する必要がなくなり、
余分な出費を削ることが出来ます。

また、『平屋』は2階建てに比べて、
必然的に面積が小さくなるため、
実は、思っているより建築コストが高くなりません。

ですから、魅力やメリットがたっぷりある『平屋』を、
絶対にコストを理由に諦めないようにしてくださいね。

それでは・・・。