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工務店の社長がつぶやく『失敗しない賢い家づくり』の豆知識

平屋の勘違い その1

『平屋』には、
たくさんの魅力やメリットがあるにもかかわらず、
“高い”というイメージが払拭出来ず、
諦めてしまっている方が
多くいらっしゃるのではないでしょうか?

なんせ、住宅会社に行くと必ず
“平屋は高いですよ”と言われますからね。

また、土地探しの時、
不動産屋さんからも
“平屋となると大きな土地が必要ですね”
と言われることが多いため、
これも平屋を諦めてしまう
大きな要因となってしまいます。

家だけじゃなく、
土地までも負担が大きくなってしまうと考えると、
とてもじゃないけど、
前向きには考えられないでしょうからね。

おはようございます。
株式会社ミズシマの新内です。

しかし、この2つの思い込みは、
完全に間違った認識です。
つまり、平屋は決して高くもなければ、
みんなが2階建てを建てている土地の広さがあれば、
充分平屋を建てることが出来る、ということです。

なぜ、平屋は高くないのか?

平屋は2階建てに比べて
基礎と屋根の面積は大きくなるため、
そこに掛かるコストは高くなってしまいます。
(基礎、床下断熱、屋根、屋根断熱、など)

しかし、何もかもが
2階建てより高くなるわけではなく、
実は、外壁の面積は、
2階建てに比べて少なくなるため、
そこに掛かるコストは低くなります。
(壁断熱、外装材、ボード、クロス、など)

また、平屋には階段が必要じゃないため、
階段に必要な面積をカットすることが出来るし、
それ以外でも、2階建てでは必要なものを、
カットすることが出来ます。

まず、2階建ての場合2つ必要となるトイレが
1つしかいらなくなります。

そして、2階建てでは、
どうしても2階に廊下が出来てしまいますが、
平屋になると、この廊下をゼロに近づけることが出来ます。

さらに、平屋では、子供部屋が1階になるため、
和室をつくる必要がなくなります。
以下のように、子供部屋が、
和室が果たす役割も同時に果たしてくれるからです。
子供が小さいうちは、ごくたまに
親御さんが泊まりにくることがあると思いますが、
その際も、子供たちが使っていない子供部屋で
親御さんに寝てもらえばいいでしょう。

また、子供部屋が1階にあれば、
子供部屋に子供たちの荷物を置いておけるので、
リビングダイニングが散らかりにくくなり、
友達やお客さんをリビングに案内しやすくなるでしょう。

このように平屋になれば、
家をコンパクトに出来るので、
実は、平屋はそう高いわけではありません。

確かに2階建てに比べて
面積は小さくなってしまうし、
坪単価で考えると割高にはなってしまうでしょう。

しかし、家の予算で大切なことは、
家の大きさでもなく、家の坪単価でもなく、
総予算が一体いくらになるのかということです。

そして、その視点で考えると、
『平屋』は最も合理的であり、
割安なコストで建てることが出来るお家です、

ということで、
“平屋は高い”という先入観を一度払拭していただき、
本当に住みやすい魅力たっぷりなお家を
手に入れていただければと思います。

それでは・・・。