2021/06/15
2階建ての家で暮らす場合、
あなた自身が、よほどこまめに片付けをするか、
あるいは子供たちに片付けを癖づけるようにしないと、
みんなが集まるリビングダイニングが
いつも散らかった状態になってしまいます。
その理由は2つあり、
1つは子供部屋が2階にあるため、
子供たちが自分の部屋に
衣類や荷物を持って行ってくれないこと、
2つめは、1階にそれらの置場が不足していること、です。
おはようございます。
株式会社ミズシマの新内です。
そして、これを解決するために住宅会社は、
1階に部屋や収納をより多くつくることを
オススメするのですが、
そうしてしまうと、1階の面積が大きくなり、
家のコストが上がってしまいます。
それゆえ、弊社では『平屋』にし、
全ての部屋と収納を
1階に集約することをオススメしています。
平屋にすれば、子供部屋も1階になり、
リビングダイニングを散らかす最大の要因である
子供たちの荷物や衣類を、
自分の部屋に持って行ってもらいやすくなります。
わざわざ、面倒くさい階段を往復する必要がないし、
移動距離も短いからです。
また、寝室やウォークインクローゼットも1階にあるため、
自分たちの衣類やいつも使うモノも、
部屋や収納に持って行きやすくなります。
自分たちだって、疲れて帰って来て
わざわざ階段を往復するのは面倒くさいですからね(笑)
たったこれだけのことかもしれませんが、
これだけでも、ずいぶんリビングダイニングを
片付いた状態で保ちやすくなるのではないかと思います。
あとは、収納のつくり方にだけ
注意していただければ、
コストを上げることなく、
よりたくさんの収納をつくることが出来ます。
多くの方が、収納の多い少ないを
『床面積』で判断してしまいますが、
床面積だけで収納を考えてしまうと、
どんどん収納が増えていくことになり、
結果、家のコストが上がってしまいます。
他方、図面の見方を少しだけ変えれば、
全く床面積を増やすことなく、
収納を増やす方法を見つけることが出来ます。
結果、無駄に一切コストを上げることなく、
より多くの収納をつくれるだけじゃなく、
不必要な窓やドアなどもなくすことが出来、
その分のコストもカット出来るし、
窓が少なくなれば、カーテン費用までもカットすることが出来ます。
収納で大切なことは、
“いかに管理がしやすいのか?”ということです。
そこにフォーカスして考えると、
無駄に奥行きが深い収納や、
棚が少ない収納をつくらなくなるでしょう。
住宅会社は、少しでもコストをカットするために、
棚の数を少なくしようとするかもしれません。
また、収納を床面積で考えている住宅会社は、
無駄に奥行きが深い収納を
たくさんつくることをすすめてくるかもしれません。
さらに、あなたが収納をもっとつくって欲しい・・
通り抜け動線にしたい・・
と言えば、「はいはい」と言うことを聞いて、
そのように設計するかもしれません。
しかし、これらは、
広さの割にあまりモノが置けなく、
かつ、使いにくい収納をつくってしまうだけです。
ですから、コストをかけることなく、
片付けやすいお家がつくれるように
収納の正しいつくり方も知っておいてくださいね!
それでは・・・。