2021/04/06
35年後まで仕事が決まっているわけじゃないのに、
35年後まで支払いが確定してしまうのが家づくりだ、
ということを理解した上で、
家づくりは予算設定や住宅ローン選びを行うべきです。
おはようございます。
株式会社ミズシマの新内です。
35年もの長い間においては、
何が起こるか全く予測出来ないからです。
しかし、多くの方が、自身の予算を甘く見積もり、
住宅ローンについてよく知らないまま、家づくりを進めてしまいます。
確かに、お金の話は、家や土地の話のように
誰かに容易に聞きけるものではないし、聞きにくいことかもしれません。
また、お金の話は、家や土地に比べて興味を持ちにくいことだし、
難しそうなイメージがあり、出来れば避けて通りたいことでしょう。
しかし、予算を甘く見積もり、
また、住宅ローンを安易に選んでしまうと、
これからの生活に悪影響を及ぼしかねません。
住宅ローンを選ぶ時、
一番ポイントとなるのが『金利の安さ』です。
住宅ローンは、期間が長くなればなるほど
利息が雪だるま式に膨らんでいくため、出来るだけ低い金利を選択することが
基本中の基本だからです。
しかし、多くの方が、その基本をまるで度外視したかのように
住宅ローン選びをしてしまいます。
例えば、Aという銀行では、最初の10年間の金利が0.5%で、
11年目以降の金利が0.85%だと仮定します。
そして、Bという銀行では、
最初から最後までずっと金利が1.0%だと仮定します。
この場合、金利以外の条件が同じだとしたら、
あなたなら一体どちらの銀行を選びますか?
もちろん、Aですよね。
しかし、現実は多くの方がBを選ばれています・・・
では、その理由は一体なのでしょうか?
その理由はごく簡単で、
Aという住宅ローンがあることを知らないだけ、です。
知っていれば、
わざわざ損することが決まっている商品を買う人なんて
絶対にしないでしょうからね。
もちろん、たとえ知っていても、
別の理由があって、
その銀行で住宅ローンを借りることが難しいこともあります。
しかし、多くの方が、単純にその存在を知らないがために、
無駄に多くの利息を支払わざるを得なくなってしまっている・・
というのが、残酷ではあるものの現実です。
ということで、
これから家づくりをするあなたは、
知らないことで大切なお金を、何百万円も無駄にしないためにも、
住宅ローン選びにも細心の注意を払っていただければと思います。
それでは・・・。