2021/04/02
家づくりの資金計画を最も狂わせやすいのは、
外構工事(庭づくり)と言っても過言ではありません。
おはようございます。
株式会社ミズシマの新内です。
というのも、最初の資金計画では、家の予算を圧迫しないように、
少なめに予算を設定するものの、いざ打ち合わせ段階になると、
あれやこれやとたくさんの要望が生まれてくるからです。
それゆえ、予算を圧迫しないためにも、
外構工事費用が膨らまないように、
家づくりを計画していかないといけません。
まず、外構工事の予算を膨らまさないようにするためには、
敷地に無駄に多くの余白をつくらないことです。
そして、そのためには、
2階建てありきではなく、平屋を基本として家づくりをすべきです。
1階を大きくすることによって、意図的に敷地の余白を減らし、
外構工事費用を安くするというわけですね。
また、敷地に無駄な余白をつくらないためには、
無駄に広い土地を買わないことも大切です。
土地が広くなれば、必然的に境界の距離が長くなってしまい、
その分工事費用がかさむし、敷地に出来る余白もよりいっそう増えてしまい、
その分工事費用がかさんでしまうからです。
また、土地の面積を広げると、
土地取得費と外構工事費用が高くなるだけじゃなく、
後々ずっと払い続けることになる固定資産税も高くなってしまいます。
つまり、イニシャルコストだけじゃなく、
ランニングコストをも高めてしまうというわけですね。
庭が広い分、草抜きや庭の手入れにも、余分な手間がかかってしまいますしね。
そして、外構工事費用を膨らまさないために、
なにより大切なことは、
庭に余分な工事をしなくていいような家を建てることです。
庭に余分な工事をしなくていいようにするためには、
明るさと同時にプライバシーも確保出来るお家を建てる必要があるのですが、
そのようなお家は、カーテンにかかるコストも大幅にカット出来ます。
大きな窓を周囲から見えないようにつくるからです。
プライバシーが確保されたお家は、
周囲に向かってつくる窓は、主に風を採り込むことを目的としているため、
小さめの窓が中心となっており、
結果的に周囲からの視線を気にする必要がなくなるし、
かつ、周囲から間取りが全く分かりません。
プライバシーが確保されたお家は、家の外観が美しくなります。
周囲に向かってつくる窓が少なくなるからです。
結果、家の外観を惹き立てるための装飾をする必要が一切なくなり、
必要最小限の外構工事だけすれば済みます。
また、家の外壁が、境界につくる壁と同じ役割を果たしてくれることになる
ため、境界工事にかかる費用をも抑えることが出来ます。
いかがですか?
以上の3つのルールを守れば、
外構工事の予算を最小限に抑えることが出来るし、
資金計画で設定した予算を大幅に狂わせるようなこともなくなります。
ということで、
大切なお金を無駄に多く使わないようにするためにも、
以上のことを覚えておいてくださいね。
それでは・・・。