2021/03/30
日当たりに難がある土地に家を建てる場合、
南に建つ家の日陰になる場所を避けて家を建てるのが一般的な考え方です。
しかし、そうすることによって、
✔︎ 外構工事に高額な予算が必要となってしまう・・・
✔︎ 日陰を避け、日なたに建てたにもかかわらず、
なぜか薄暗く電気が日中ずっと必要な家になってしまう・・・
✔︎ 生活感漂う家になりやすい・・・
✔︎ 洗濯・片付けなどの家事に余分な手間がかかりやすい・・・
といったことが、起こりやすくなります。
おはようございます。
株式会社ミズシマの新内です。
それゆえ、そうならないために、
誰もが間取りのつくり方の基本を知っておく必要があります。
まず考えていただきたいことが、全ての部屋を日当たりが良い場所に
つくるべきなのか、ということです。
例えば、玄関やお風呂やトイレ、そして収納などは、
日当たりが良い場所につくる必要があるでしょうか?
もちろん、そんな必要ないですよね。
では、寝室や子供部屋は、日当たりが良い場所じゃなきゃダメでしょうか?
文字通り、寝室はただ寝るだけの部屋です。
つまり、太陽が出ていない時間に使う部屋なので、
そこに日当たりは必ずしも必要じゃないですよね?
そして、あなたに夜勤があるとしたら、なおのことですよね?
では、子ども部屋はどうでしょうか?
もちろん、子供たちが部屋を活用している時は、明るい部屋にしてやりたい
ので、そう考えると、日当たりが良い場所に配置してあげたいと
思ってしまうかもしれません。
しかし、直射日光が一日中入ってくる部屋は
果たして過ごしやすいでしょうか?
サンサンと日差しが射し込む部屋は
集中して勉強しやすい部屋なのでしょうか?
そして、やがて子供たちが出て行った後、
その部屋を収納として使いたいと思った時、
サンサンと日差しが射し込むその部屋は、
収納としての機能を果たしやすいのでしょうか?
これは、なにもこれらの場所は、
全て暗くても構わないという話をしているわけではありません。
これらの場所は、どの部屋も、
例外なく必ず明るい場所にしなければいけないのですが、
しかし、そのためにわざわざ直射日光を採り込む必要がないということです。
つまり、南に建つ家の日かげになってしまう場所に、
これらの部屋を配置しても、なんら問題ないというわけですね。
これらの部屋を明るくすることさえ出来れば、です。
このように、知らない間に受け入れてしまっている常識に
とらわれず間取りを設計し、日陰さえも有効活用することが出来たら、
家づくりの幅が大きく広がります。
結果、
✔︎ カーテンがいらない明るくて家になる
✔︎ 外構工事の予算を抑えられる
✔︎ 庭の維持管理の手間が省ける
✔︎ 窓から見える景色が良くなる
✔︎ プライバシーに優れた家になる
といったメリットを享受出来ます。
また、日陰を利用し1階を大きくすることによって、
✔︎ より高い耐震性になる
✔︎ 洗濯作業を全てワンフロアで済ますことが出来る
✔︎ 片付けがしやすく生活感が出にくい家になる
✔︎ 将来、無駄な増築費用を掛けなくて済む
✔︎ 建てた後ずっと変わらず住みやすい家になる
といったメリットも、同時にもたらされます。
ということで、ぜひ一度 果敢にも日陰を有効活用している
弊社のお家を見に来ていただければと思います。
あなたが知らないことをたくさん発見出来、
きっと家づくりの幅が広がるはずですから。
それでは・・・。