ニュース

ニュース

工務店の社長がつぶやく『失敗しない賢い家づくり』の豆知識

大きな家と小さな家

多くの方が、知らず知らずの間に大きな家を建ててしまいますが、
その選択が結果的に後々の生活を苦しくし、不安だらけの暮らしを
つくってしまったのでは、決して、幸せを手に入れたとは言えません。

それゆえ、ご自身の予算を正確に把握し、その予算の中で、無理のない家づくり
をすることが大切だし、そのためには家づくりのイニシャルコストと
ランニングコストの両方を最小限に抑えられるよう出来るだけ家をコンパクトにすることをオススメしています。

おはようございます。
株式会社ミズシマの新内です。

出来るだけ家をコンパクトにすれば、土地や外構のコストも抑えやすいし、
将来、夫婦2人だけで住むことになった時も、維持管理にかかる手間も
より少なくすることが出来ますしね。

では、その内容について、もっと掘り下げてお伝えしていきたいと思います。

家をコンパクトに出来れば、品質や性能を落とすことなく、
家の価格を抑えることが出来ます。当たり前のことですが、
家の価格を最も左右するのは“面積”だからです。

また、家をコンパクトに出来れば、それを建てるために必要となる土地も
小さくすることが出来るため、結果、土地代も抑えることが出来ます。

かつ、余白を無駄に残すことなく、敷地を最大限に活用して家を建てれば、
外構工事にかかる費用も抑えることが出来ます。

つまり、家をコンパクトにすることによって、家の費用だけじゃなく、
土地の費用や外構工事の費用までも、同時に抑えることが出来、
結果、家づくりのイニシャルコストを、より抑えることが出来るというわけですね。

同時にランニングコストにも着目すること!

そして、家をコンパクトに出来れば、
イニシャルコストだけじゃなく、ランニングコストも抑えることが出来ます。

例えば、光熱費です。
光熱費は大きな家より小さな家の方が確実に安くなるし、
終わりがある住宅ローンとは違い、生涯ずっと払い続けなければいけないコストなので、
光熱費を抑える工夫は、家づくりでは欠かせない要素となります。

では、家の固定資産税はどうでしょう?
これも光熱費同様に、面積が小さい家の方が間違いなく安くなります。

それに加えて、土地も小さくなれば、その分、土地の固定資産税だって抑えられますしね。

さらに、家を所有することによるランニングコストとして忘れてはいけないのが、
定期的に必要となる外部の塗り替え費用です。

もし、建てた後50年間その家で暮らすとして、15年ごとに塗り替えが必要だとしたら、
3回この費用を捻出しなければいけませんが、この費用も、小さな家の方が大きな家よりも確実に安く出来るはずです。

家は持てば、それで終わりではありません。
持った後も、それを維持していくために、以上のような継続的にかかる費用があり、
それら費用のことも同時に考えつつ、家づくりをしなければいけません。

なので、建てた後、少しでもゆとりを持って暮らしていくために、予算の正確な把握と、その予算の中で、無理のない家づくりをしていただければと思います。

それでは・・・。