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2026.06.03
一日中明るい家の正しいつくり方
明るく開放感のある家をつくるためには、
カーテンを閉めなくてもいい窓をつくり、
そこから入る光を家全体に拡散させることが重要です。
しかし実際には、多くの住まいがそうなっていません。
おはようございます。
Tsumugu Houseの新内です。
例えば、本来キッチンは朝から明るくあるべき場所ですが、
北側に配置され、小さな窓しか設けられていないケースが多く、
日中でも照明が必要な空間になりがちです。
また、リビングは大きな窓を設けることが一般的ですが、
・外からの視線が気になる
・日差しが強すぎる
・夏は暑くなりすぎる
といった理由から、カーテンやシャッターを閉めたままにしてしまい、
結果として暗い空間になってしまうことも少なくありません。
そしてその影響で、キッチンまでさらに暗くなってしまいます。
だからこそ大切なのは、
「とりあえず南に大きな窓をつくる」という考え方ではなく、
敷地条件に合わせて光の取り入れ方を工夫することです。
✔ 狭小地でも安定した明るさをつくる方法
こちらの住まいは、南側が道路に面した日当たりの良い土地に建っています。
しかし、交通量が多いため、南に大きな窓を設けると室内が丸見えになってしまいます。
そこで、あえて1階の南側には大きな窓を設けず、
リビング上部に吹抜けを設け、そこから光を取り込む設計としました。
✔ 吹抜けの「誤解」と本当の価値
吹抜けというと、
「暖房効率が悪くて寒いのでは?」
と不安に思われる方も多いと思います。
しかしこれは、
・断熱性能の確保
・気密性の向上
・無駄なスペースを減らしたコンパクト設計
によって、十分にカバーすることが可能です。
それ以上に、吹抜けには大きなメリットがあります。
この住まいでは、
朝から夕方まで安定して光が入り続けます。
・朝は、東からの光が壁に反射し、やわらかい光として広がる
・昼は、室内全体にしっかりと光が行き渡る
・夕方は、西日が反射して、再び室内に拡散される
このように、直射光だけでなく「反射光」をうまく利用することで、
家全体を一日中明るく保つことができます。
特に冬場は、低い位置から光が差し込むため、
北側にあるキッチンまでしっかり光と暖かさが届きます。
✔ 吹抜けは家全体を活かす仕組み
また、「暖かい空気が上に逃げる」という点も、
見方を変えればメリットになります。
例えば、吹抜けに面して寝室を配置すれば、
リビングの暖かさがやわらかく伝わり、
寒さを感じにくくなります。
子供部屋の場合も、上下階の気配が伝わることで、
自然と家族のつながりを感じられる空間になります。
つまり、吹抜けをうまく活用することで、
家全体を無駄なく、心地よく使えるようになるのです。
いかがでしょうか?
・明るい家にしたい
・開放感のある暮らしをしたい
そうお考えであれば、
「家にはカーテンがあって当たり前」
「南に大きな窓をつくるのが正解」
という固定概念を、一度リセットしてみてください。
きっと、これまでとは違う家づくりの選択肢が見えてくるはずです。
それでは・・・。