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2026.04.22

白い家が多い理由

白い家が多い理由

「本当は白い家にしたいけど……
白って汚れが目立ちますよね……」

そんな理由で、白い外観を諦めている方は
意外と多いのではないでしょうか。

おはようございます。
Tsumugu Houseの新内です。

確かに、白は汚れが目立ちます。

ですが実は、汚れが目立つのは黒でも同じですし、
アイボリーやベージュにしたとしても、
結局は同じように汚れは目につきます。

つまり、
「汚れが目立たない色を選ぶ」という考え方では、
根本的な解決にはならないということです。

それよりも大切なのは、

そもそも汚れの原因をつくらないこと

です。


外壁が汚れる本当の原因

例えばこちらのお家は、
ご覧の通り、真っ白な外観に仕上げています。

ですが、玄関のある“家の正面”から、
汚れの原因となる要素をできるだけ排除することで、
美しさを保ちやすい設計にしています。

では、外壁を汚す最大の原因は何でしょうか?

それは――
「窓」です。

窓は外壁よりもわずかに突出しています。

その部分に土埃などが溜まり、
雨とともに窓の脇を伝って流れることで、
外壁に汚れの筋ができてしまいます。

だからこそ、私たちは

家の正面には基本的に窓をつくらない

という設計を行っています。

もちろん、室内の明るさはしっかり確保したうえで、です。

その結果、

・外観が汚れにくくなる
・見た目が美しくなる
・塗り替えのタイミングを遅らせられる

といったメリットが生まれます。

(外壁が汚れていると、どうしても早く塗り替えたくなりますし、
訪問営業の対象にもなりやすいですからね)

さらに、外から間取りが分かりにくくなるため、
防犯性の向上にもつながります。


窓以外にもある“汚れの原因”

実は、家を汚す原因は窓だけではありません。

例えば、

・換気扇の外部フード
・エアコンの配管や室外機
・2階トイレの排水配管
・エコキュート本体や室外機
・雨樋(とい)

こうした設備は、立面図やパースでは目立ちにくく、
住み始めてから初めて気づくケースも多いものです。

しかしこれらも、
外観を汚し、景観を乱す大きな要因になります。

だからこそ、

・正面に設備が出てこないか
・配管が見えない配置になっているか
・機器の設置場所が適切か

といった点まで考慮しながら、
間取りや配置を計画する必要があります。


間取りは「敷地」とセットで考える

多くの方が、
間取り図(平面図)だけを見て家づくりを考えがちです。

しかし実際には、

・敷地の形状
・周囲の建物
・視線や光の入り方

こうした条件を含めて、
総合的に考える必要があります。

例えば、

「南だから」という理由だけで
大きな窓をつくったとしても、

そこが外から丸見えであれば、
カーテンを閉めることになり、
本来の役割を果たせなくなります。

また、その先に2階建ての家が建っていれば、
光も思うように入ってきません。

こうしたことは、
実際に住んでから気づくケースがほとんどです。

そして、住んでからでは
どうすることもできません。


まとめ

だからこそ、

間取り図だけで考えるのではなく、
敷地環境や周囲との関係まで含めて
設計することが大切です。

それが、

・汚れにくく
・美しく
・快適に暮らせる家

をつくることにつながります。


次回は、
今回ご紹介したお家が、なぜこのような形になったのかを、
写真を交えながら詳しくお伝えしていきます。

それでは…。