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工務店の社長がつぶやく『失敗しない賢い家づくり』の豆知識

平屋をオススメする一番の理由

2020/12/04

例えば、平屋と2階建てと3階建ての3つを比較した時、
一体どの建物が外部からかかる力に一番強いのでしょうか?

もちろん、この答えは平屋です。
重心が低くなればなるほど、強風や重量車両の影響を受けにくいし、
地震が起こった時も揺れにくいからです。

おはようございます。
株式会社ミズシマの新内です。

それゆえ、より地震に強い家をつくるためには、出来るだけ重心を低くすることを
オススメしています。

つまり、可能なら平屋にした方がいいし、平屋が無理な場合でも、出来るだけ1階の
比率を高くし、2階の比率を低くした方がいいというわけですね。

しかし、一般的には、「平屋は高い」というイメージや、
「平屋には広い土地が必要だ」というイメージがあるため、
土地の広さに関係なく、2階建ての家を建てることが当たり前となっています。

“家は最低30坪はないといけない”という思い込みをお持ちの方が多くいますが、
実際は、総施工面積が30坪に満たなくても、以下の要素を全て備えた住まいを
創ることが出来ます。

対面式のキッチンに、4〜6人掛けのダイニングテーブルと3人掛けのソファーを置くことが出来るゆったりとしたリビングダイニングキッチン。

靴以外に趣味やアウトドア用品なども収納出来るゆったりとした土間収納と、
冷蔵庫や家電だけじゃなく、食品ストックから書類、生活用品に至るまでの
全てを収納出来るキッチン背面の大きなパントリー収納。

雨の日や花粉の飛散が多い時に便利な、洗濯物を室内干し出来る、
ゆったりとした脱衣室と、脱衣室とは別につくる洗面室。
ダブルベッドを2つ並べて置くことが出来る寝室と、衣類・布団・生活用品が全て収納出来るゆったりとしたウォークインクローゼット。

シングルベッドと勉強机を並べて置くことが出来る子ども部屋と、各々の部屋に各々の荷物を収納出来るクローゼット。

最短の家事動線を実現し、快適さに必要なプライバシーを担保しつつも、
家全体にまんべんなく光を届ける中庭。

たとえ、総施工面積が30坪に満ちてなくても、これらの要素を全て満たした
いつまでもストレスなく暮らし続けられる明るく開放的で、住みやすい家
創ることが出来ます。

しかも、一般的な2階建て住宅よりも価格を抑えながらです。
敷地いっぱいに家を建てている分、庭の工事費用も抑えることも出来ますしね。

ということで、そんなに広い土地じゃなくても、またそんなに高いお金を払わなくても、
住み心地に優れた平屋のお家を建てることは出来るので、まずは誤った思い込みを
頭から取り除いていただければと思います。

それでは・・・。