2020/08/07
敷地の南に家が建っている土地は、日当たりが悪そうなため、
基本的に、誰も率先して選ぼうとしません。
実際、その土地の一番南にリビングを配置して、
大きな窓をつくったとしても、
隣との距離がわずか2〜3m程度しか開いてないのであれば、
とてもじゃないけど冬の光はリビングに入ってきません。
おはようございます。
株式会社ミズシマの新内です。
しかし、そんな土地でも、南に建っている家との距離を
6〜7m開けられるとしたら、高度が低い冬でも光が入ってくるようになるため、
普通に明るい家を建てることが出来ます。
それゆえ、単純に「日当たりが悪そうな土地=明るい家にならない」
という思い込みに捕われないようにしないといけません。
そんな土地こそ、ありがたいメリットが隠れているからです。
日当たりが悪そうな土地の最大のメリットは、
そもそも土地の価格設定が安いということです。
南道路の土地と北道路の土地では、けっこう値段が違いますからね。
もちろん、地域や土地の広さによって様々ですが、
平均すると100万円〜200万円ほど開きがあり、
場所によっては300万円以上も差がある場合もあります。
となると、この分家づくりのコストがカット出来ますよね?
仮に300万円カット出来たとしたら、
35年ローンで考えると、毎月1万円近く支払いが違ってくるわけですからね。
また、日当たりが悪そうな土地は、
土地の価格交渉もしやすいというメリットも持っています。
誰もが選ぼうとしないため、買ってくれそうな人が現れた場合、
少し損をしてでも逃さず売りたいと思うのが、売る側の本音ですからね。
それゆえ、もっと土地にかけるコストを
抑えることが出来るというわけですね。
さらに、人気がなく売れにくいため、
即決することなく、ゆっくりと土地を決めることが出来る
というのも、日当たりが悪そうな土地が持つメリットですね。
つまり、プランを見ることも出来ないまま、
土地だけを先に決める必要がなくなり、
土地に合わせたプランや見積りを確かめた上で、
家づくりの予算に問題がないか?を確認した上で、
安心して契約出来るというわけですね。
それゆえ、弊社では、少しでも家づくりの予算を抑えていただくために、
また資金的に安心して家づくりをしていただくために、
こういった土地をオススメさせていただいています。
ということで、土地に合わせて設計すれば、
日当たりが悪い土地でも、日が当たる明るい住まいにすることが出来るので、
単純に土地の日当たりの良し悪しだけで、
土地の良し悪しを決めないようにしていただければと思います。
それでは・・・。