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工務店の社長がつぶやく『失敗しない賢い家づくり』の豆知識

子育て世代も平屋の方がいい理由

2020/07/17

「あなたのお子さんは現在おいくつでしょうか?」

家を建てる方の多くが子育て世代ですが、
その中の半分ぐらいの方が、
まだお子さんが生まれたばかりではないかと思います。

おはようございます。
株式会社ミズシマの新内です。

となると、設計する上で課題となってくることが、
“いかに子ども部屋を最初からずっと有効活用出来るのか?”
ということです。

そして同時に、自分たちがそうであったように、
子どもたちも、やがて家を出て行くわけなので、
“出て行った後その部屋をどのように使うのか?”
を考えておくことも非常に大切なこととなります。

子供部屋は2階という当たり前

これは、家づくりの当たり前の1つですが、
実際のところ、小さな子どもたちは、
2階にある自分の部屋をうまく使うことが出来ません。
というより、全く使わないというのが
リアルな状況ではないでしょうか?

というのも、いつも使うものを、
わざわざ2階まで持ち運びするのは面倒だし、
親から離れた場所で過ごしたがらないですからね。

結果、自分の部屋に片付けて欲しいモノが、
全てリビングやダイニングに置かれることになり、
いつも散らかっていてなかなか片付かない・・・
片付けても、片付けても、キリがない・・・
ということになってしまいます・・・

その点、平屋にすれば、
子ども部屋は必然的に1階になるので、
自分の部屋を使ってもらいやすくなるし、
自分の部屋に自分のモノを片付けてもらいやすくなります。

また、子どもたちが大きくなり、
やがて家を出て行った後も、
子ども部屋が1階にある方が、
なにかと使いやすいような気がしませんか?

部屋として使うにせよ、
収納として使うにせよ、
室内用の洗濯干場として使うにせよ、です。

さらに、子ども部屋を1階につくったら、
リビングと別でつくる和室もつくる必要がなります。
まだフル活用していない子供部屋を、
客間も兼ねて使えばいいからです。

結果、家づくりの余分なコストをカット出来るし、
同時に、家が小さくなった分、
掃除する場所も減り、
掃除の手間と時間をカットすることも出来ます。

いかがでしょうか?

平屋は、建てたすぐはもちろん、
ずいぶん先の将来までずっと使いやすい家であることを
お分かりいただけたのではないでしょうか?

ということで、もし敷地にゆとりがあるのであれば、
2階建てありきで家を考えるのではなく、
まず平屋が建てられないか?
という風に考えていただければと思います。

それでは・・・。