2020/06/02
仮に、あなたが家づくりを具体的に考えていて、
たくさん家を見に行っているとしたら、
“床面積23坪弱の家”と聞くと、とてつもなく小さくて狭い家を
想像してしまうかもしれません・・・
おはようございます。
株式会社ミズシマの新内です。
ましてや、家族4人がその広さのお家で暮らすとなれば、
なおのこと「そんな広さで大丈夫なの?」と、思ってしまうことでしょう。
しかし、家族4人が住みにくさを感じることなく、暮らしていくことが
出来る住まいをその床面積でも充分つくることが出来ます。
例えば、こちらのお家は、延床面積23坪弱のお家ですが、
その面積からは想像がつかない住まいになっています。
まず、杉板張りのお洒落な玄関をくぐると、
玄関には、靴をたくさん置きながらも、ベビーカーや冬服なども置いておける
土間収納が確保されています。
そして、寝室はもちろん、2人分の子供部屋もゆったりと確保出来ています。
また、洗面室と脱衣室を分けてつくっているし、さらに、脱衣室だけで
2帖確保しているので、脱衣室にタオルや下着が置けると同時に、
雨の日は脱衣室で室内干しが出来ます。
しかも、脱衣室から洗濯干場となるウッドテラスまで、わずか数歩で行けるし、
かつ、ウッドテラスの近くに、3帖のファミリークローゼットを
つくっているので、洗濯作業もスムーズにこなすことが出来ます。
そして、リビングダイニングキッチンは、タタミのスペースも合わせて、
20帖という圧倒的な広さとなっています。
リビングの向こうに広がる4帖のウッドテラスからは、
日中ずっと光をたっぷり採り込んでくれるし、
いつも家の中に居ながら外を感じさせてくれるし、
タタミに寝転がりながら空を眺めることが出来ますしね。
いかがですか?
狭いどころか、むしろゆったりしたお家だと感じませんでしたか?
こんなにコンパクトなお家なのに、明るく開放的でゆったりしているように
感じるのは、このお家が“平屋”だからです。
平屋にすれば、階段や廊下をなくすことが出来るし、全ての部屋が
使いやすくなるため、余分な部屋をつくる必要もなくなります。
結果、合理的に家をコンパクトにすることが出来、2階建ての家よりも
むしろ安い価格で家を建てることが出来ます。
また、家がコンパクトになれば、最小限の光熱費で温度差のない家に
出来るため、より快適に過ごしていただけるようになります。
さらに、家の重心を低くすることで、家の耐震性が高くなると同時に
家の耐久性も高くなります。
2階建てに比べて強風の抵抗も受けにくいし、重量車両の通行による
震動の影響も受けにくいからです。
また、上からかかる荷重も少ないからです。
このように、平屋には、性能面とコスト面で素晴らしいメリットがあるので、
高そうという理由だけで、最初から諦めるのではなく、
ぜひ選択肢の1つとしてお持ちいただければと思います。
それでは・・・。