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工務店の社長がつぶやく『失敗しない賢い家づくり』の豆知識

2階建てありきで家を考えていませんか?

2020/03/24

家の基本は「平屋」から始まります。
つまり、敷地に平屋が建つだけのゆとりがあるなら、
基本的に平屋で間取りを考えるようにすべきでる
ということです。

というのも、平屋にすることで、
様々なメリットがあなたにもたらされるからです。

おはようございます。
株式会社ミズシマの新内です。

まず、平屋にすれば、
必然的に耐震性が高くなります。
家の重心が低くなり、
2階からの荷重もなくなるからです。

家は、重量車両が通行すれば揺れるし、
台風などの強風によっても揺れるのですが、
平屋よりも2階建て住宅の方が、
その影響をより受けることになります。

2階建は平屋よりも重心が高く、
かつ1階よりも2階の方が、
柱や壁が多くなり重くなるからです。

結果、重量車両が通れば家が揺れ、
耐震金物が徐々に緩んでいきます。
また、台風などの強風を受ければ家が揺れ、
耐震金物が徐々に緩んでいきます。

そして金物が緩んでしまった状態で、
地震が起こったとしたら?

ですよね?
地震による倒壊リスクが
高くなってしまいますよね?

その点、平屋は、
重量車両の通行による震動の影響も受けにくいし、
台風の時などの強風の影響も受けにくくなります。

また、柱も壁の量も多く
地面に対する面も広いため、
2階建てに比べて、
地震の被害を受けにくくなっています。

つまり、天然で地震に強いのはもちろん、
“長持ち“という耐久性で考えてみても、
2階建てよりも高いということが言えるわけですね。

この他、コスト面や暮らし面においても、
2階建てに比べて、
よりたくさんのメリットを享受出来ますしね。

平屋に対して多くの方が持っている思い込み

多くの方が、
「平屋=高い」と思い込み、
「平屋=土地が広く必要=土地代が高くなる」
と思い込んでいるのではないでしょうか?

そして、その理由は、
不動産屋や住宅会社から、
そう言われたからではないでしょうか?

しかし、この思い込みに縛られたまま
家づくりを進めてしまうと、
平屋を建てられる土地であるにもかかわらず、
2階建てを建ててしまうことになります。

平屋は大きさによれば、
40坪代の土地でも建てることが出来るし、
60坪あれば平屋以外の選択肢はない
と言っても過言ではありません。
また、決して平屋は高いわけでもありません。

ということで、
平屋は天然で地震に強く、
耐久性にも優れているということを
ご理解いただき、
敷地に入るなら、平屋を建てることを
前向きにご検討いただければと思います。

それでは・・・。