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工務店の社長がつぶやく『失敗しない賢い家づくり』の豆知識

年金の現実と将来のこと

2020/01/24

今回は、年金について、
少し掘り下げてお伝えさせていただこうと思いますが、
あなたは『65歳を老後とした場合、
夫婦2人でかかってくるであろう
最低生活費は一体どれくらいなのか?』ご存知でしょうか?

この数字を多いと感じるか少ないと感じるかは
人それぞれだと思いますが、
国が発表した数字によると、
毎月“約22.5万円”も必要であると言われています。

おはようございます。
株式会社ミズシマの新内です。

しかし、この数字には、
“住居費”が含まれていないため、
実際は、この金額に住居費が上乗せされることになります。
家賃や住宅ローンや固定資産税ですね。

また、旅行や趣味を満喫する費用や、
子や孫への資金援助といった、
“ゆとり資金”まで含めると、
さらに毎月約13万円ものお金が必要になってくると言われていますが、
これらを要約すると、ゆとりある老後を送るためには、
少なくとも月35万円ぐらいのお金が
必要になってくるというわけなのですよね。

しかし、一方で
平均的なご家庭に支給されている年金は、
2人合わせて約22万円だと言われており、
とてもじゃないけど年金だけでは、
ゆとりある生活をしていくことが出来ません。

しかも、少子高齢化のため、
年金の支給金額は今後どんどん減っていき、
年金の支給年齢は今後どんどん上がっていくでしょうしね。

それゆえ、退職金でその不足分をまかないつつ、
若いうちから計画的に貯蓄していくことで、
預貯金をしっかり作っておかないといけないのですよね。

とはいえ、現在の社会では、
退職金に以前のような期待が出来ないのが、
現実ではないでしょうか?

また、貯金と言えば、
銀行が真っ先に頭に浮かぶかもしれませんが、
現実は、銀行にお金を預けていても、
全くお金は増えないのが現実です。

年間で1万円の利息をもらおうと思えば、
12億円もの途方もないお金を、
銀行に預けておかないといけないわけですし、
一般的な貯金額では、
時間外手数料の方が利息より高くついてしまうぐらいですからね・・・。

それゆえ、まずは貯金出来る資金をしっかりとつくり、
かつ、“iDeCo(個人型確定拠出年金)”や“つみたてNISA”といった
節税もしつつ運用することが出来るモノに、
毎月コツコツとお金を積み立てていくことで、
自分たちの老後資金を準備していかないといけないのですよね。

老後資金の積み立て資金は家づくりと同時に考える!

そして、その積立て資金をつくることが出来るかどうかは、
家づくりをする時に、
ある3つのコストをカットするように
計画することが出来たかどうか?
に、大きく左右されることになります。

ということで、
次回からは、この3つのコストについて
詳しくお伝えしていこうと思いますので、
引き続きお付き合いいただければと思います。

それでは・・・。