ニュース

ニュース

工務店の社長がつぶやく『失敗しない賢い家づくり』の豆知識

これからの家づくり3つのポイント

2019/12/24

65歳以降、夫婦2人の最低生活費は、
約22万円であると言われていますが、
この中には居住費も含まれていなければ、
趣味や娯楽、子や孫への援助といった
ゆとり費用も含まれていません。

おはようございます。
株式会社ミズシマの新内です。

一方で、現在支給される年金は、
平均的な家庭で2人合わせて約22万円なのですが、
ここで分かることは、
年金だけではゆとりある老後を過ごしていくことは難しい
ということです。

ましてや、これからは支給される年金の額が、
どんどん減っていくことが予想されるため、
その不足分をどうやって確保していけばいいのか?
ということを、考えないといけません。

65歳までにローンが完済出来るように家を建てる

まず、あなたがすべきことは、
65歳までにローンが完済出来るように
家づくりの予算組みをすることです。

出来るだけ長く働くようにすべきではあるものの、
ずっと元気で働き続けられるかどうかは分からないし、
働けなくなってしまった場合、
ローンが残っていると生活を圧迫することになるからです。

となると、大なり小なり、
家の予算を圧縮しないといけないかもしれません。
高額な土地は買わない方がいいかもしれないし、
必要以上に広い土地も買わない方がいいかもしれないし、
必要以上に広いお家もつくらないようにすべきかもしれません。

そして、あなたが賢く土地を買い、
同時に賢く家を建てることが出来、
家づくりの予算を圧縮出来たとしたら、
その浮いたお金を、

個人型の確定拠出年金に積み立てる

ことをオススメします。
簡単にお伝えすると、
国民年金や厚生年金に上積みして掛ける年金です。

例えば、iDeCoと呼ばれている
個人型確定拠出年金であれば、
会社員の場合、毎月23,000円を上限として
加入することが出来ます。

そして、毎月23,000円を積み立てていけば、
その掛け金を所得控除してくれるし、
その他にも、税制優遇を受けることが出来るため、
効率的に貯蓄していくことが出来るのが、
このiDeCoです。

それゆえ、家づくりの費用を少しでも浮かせて、
その分を今のうちから積立てていくべきである、
というわけです。

正社員として共働きで頑張る

そして、3つ目のポイントは、
正社員として共働きで働き続けるということです。

というのも、
2人そろって厚生年金まで掛けておけば、
支給される年金が一馬力の世帯よりも
10万円ほど増加するからですし、
2人そろって個人型の確定拠出年金に加入しておけば、
受け取ることが出来る年金を
さらに増やすことが出来るからです。

ということで、以上の3つのコトを
覚えておいていただければと思います。

共働きで働いていれば、収入も多くなり、
銀行もより多くのお金を貸そうとするでしょうし、
建築会社や不動産会社からも
予算アップを促されるかもしれません。

しかし、それは深刻な問題をもたらす
危険分子となってしまうかもしれないので、
業者側にとって都合が良い情報に踊らされないよう
しっかりと先まで見据えた
資金計画とライフプランを立てながら、
賢く家づくりを行っていただければと思います。
それでは・・・。