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工務店の社長がつぶやく『失敗しない賢い家づくり』の豆知識

多くの方が予算オーバーしてしまう外構費用をミニマムに抑えるために必要な3つの条件

2019/12/20

家を建てると同時に
庭をつくるための外構工事が必要になりますが、
この工事には、思っている以上にコストがかかることがあります。

おはようございます。
株式会社ミズシマの新内です。

そのため、資金計画の段階で、
外構工事の予算を充分に確保しておく必要があるのですが、
とはいえ、充分に予算を確保していたつもりでも、
あっさりと予算オーバーしてしまうのが、
この外構工事の怖さなので、 そうならないためにも、
以下の3つのことに留意していただければと思います。

その1:必要最小限の土地を購入する

車をたくさんとめたい・・・
子供たちが遊べる広い庭が欲しい・・・
こういった理由から、
多くの方がより広い土地を購入しようとお考えになります。

しかし、必要以上に大きな土地を購入すれば、
その分土地代が高くなるだけじゃなく、
それに連動して外構費用も高くなってしまいます。

例えば、余った敷地に砂利を敷く場合、
1㎡あたり2,000円〜2,500円かかることになるため、
100㎡余った場所が出来た場合、
それだけで、20万円〜25万円も、
余分な出費が生まれてしまいます。

また、砂利は草が生えてくるので手入れが面倒だからと、
砂利ではなくコンクリートにしたら、
さらに1㎡当たり4,000円〜5,000円も
追加コストがかかるようになるため、
先程の費用にプラスして40万円〜50万円もの
コストが上乗せしてかかってくることになります。

そして、この他にもあれもこれもと要望を伝えていたら、
あっという間に100万円以上予算オーバー
という状況になってしまいます・・・

その2:敷地いっぱいに家を建てる

続いて大切なことが、
敷地いっぱいに家を建てるということです。
つまり1階を可能な限り大きくつくるという考え方ですね。

こうすることで敷地の無駄な余白がなくなり、
結果、外構工事の施工面積を減らすことが出来ます。

また、草抜きや庭木の剪定といった
庭のメンテナンスにかかる手間や時間も、
大幅にカット出来るようにもなります。

その3:家の外観を美しくかつ防犯性高く設計する

そして、3つめのポイントが外観デザインです。
外観を美しく出来れば、
庭で家を惹きたてる必要がなくなり、
その分、余分な装飾をカットすることが出来、
結果、外構工事のコストをカットすることが出来ます。

また、外観デザインを美しくすると共に、
間取りが分かりにくい防犯性が高い家に出来れば、
境界にブロックを高く積む必要もないし、
高額なアルミの木目フェンスなどを
設置する必要もなくなります。
結果、さらに外構工事のコストをカット出来るようになります。

以上の3つが、
外構費用を最小限に抑えるためのポイントです。

ということで、
後から大きく予算オーバーして、
あたふたならないようにするためにも、
以上の3つのコトを意識しながら
家づくりをしていただければと思います。
それでは・・・。