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工務店の社長がつぶやく『失敗しない賢い家づくり』の豆知識

住まいのランニングコストを抑えるために必要なこと

2019/12/10

家を持つと継続的に必要となるコストがあります。
電気代や水道代といった光熱費、
土地や家に掛かる固定資産税、
それから、定期的に必要となる外壁塗替費用や、
将来の増改築といった費用です。

そして、家づくりをする時には、
初期費用としてかかる建築コストだけじゃなく、
継続的に掛かるこういった費用も
出来るだけ抑えられるように計画すべきなのですが、
そのためには一体どうすればいいのでしょうか?

おはようございます。
株式会社ミズシマの新内です。

その方法はとってもシンプルで、
単純に家にお金を掛け過ぎないようにすること、なので、
その方法について具体的にお伝えしていきますね。

無駄な要素をなくしていく

家の価格は、家の面積に連動します。
それゆえ、家を必要最小限の大きさにすることが、
建築コストを抑える最大の秘訣になります。

あなたは、ただ通るだけの廊下を
たくさんつくりたいとお考えになりますか?

もし、ただ通るだけの廊下に
知らず知らずの間に
150万円もの建築コストが掛かっているとしたら?

あなたは、ただ寝るだけの部屋に、
必要以上の広さを求めますか?

もし、6帖の部屋でも、
シングルベッドとダブルベッドを並べておいても
まだスペースにゆとりがあるとしたら、
それでも寝室の広さを10帖にしたいとお考えになりますか?
120万円も余分な出費をしてまで・・・

あなたは、実際のところ
わずか5〜6年しか使わない可能性が高い
子供たちの部屋を必要以上に広くしたいとお考えになりますか?

もし、その面積を最小限に抑えることで、
建築コストが90万円もカット出来るとしたら、
あなたはそれでも子供部屋を広くつくりたいとお考えになりますか?

あなたは、ほとんど使うことがない和室をつくるために、
200万円もの建築コストがかかるということをご存知ですか?

もし、子供たちの部屋が
時折使う和室が担う役割を兼ねることが出来るとしたら?
そして、兼ねることで和室をなくすことが出来、
200万円建築コストがカット出来るとしたら、
あなたは、本当に和室は必要だとお考えになりますか?

これらは、ほんの一部の話ですが、
こういったことをよく考えてみることが、
住みやすさを損なうことなく
建築コストを抑えられる最大の秘訣なんですよね。

イニシャルコストが安い家はランニングコストも安い?

家の面積を最小限に抑えることが出来れば、
建築費用も最小限に抑えることも出来れば、
それに連動して電気代も安く抑えられるようになるし、
家に掛かる固定資産税も安く抑えられます。

そして、それと同時に
家の面積を最小限にすることで、
購入する土地をも最小限に抑えることが出来れば、
イニシャルコストとなる土地取得費用と、
ランニングコストとなる固定資産税の両方を
安く抑えられるようになります。

ですから、家を考える時は、
最初にかかるイニシャルコストのことだけじゃなく、
後々掛かり続けるランニングコストのことも、
同時に考えながら計画するようにしていただければと思います。

それでは・・・。