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工務店の社長がつぶやく『失敗しない賢い家づくり』の豆知識

土地探しで勘違いしがちな6つのこと 〜前編〜

2019/09/06

現在では、約80%の方が土地から買って家づくりをすると
言われていますが、この場合、土地を買わなければいけない分、
家に掛けられる予算が少なくなってしまったり、身の丈以上の
オーバーローンを組んでしまいがちになります。
そうならないように、土地から買って家づくりをする場合は
正しいステップを踏んでいく必要があります。

おはようございます。
株式会社ミズシマの新内です。

勘違いその1:家づくりは土地探しから始まる

いきなり土地を探してしまった場合、かなり高い確率で土地に
予算を使い過ぎてしまいます。
つまり、予算的に買ってはいけないような土地を買ってしまい
やすくなるということですね。
いきなり土地探しから始めるのではなく、まずあなた自身にとっての
ベストな土地予算について正確に把握することから始めなくてはいけません。

勘違いその2:雑誌やネットに載っている金額だけで土地が買える

これも多くの方がそう思い込んでしまっていますが、表示金額だけで
土地が手に入るわけはありません。
土地を買おうと思えば、不動産屋さんに支払う仲介手数料、
土地の所有権を移してもらうための登記費用、土地代を銀行から
借入する場合は土地に担保設定するための登記費用、隣との境界費用など、
様々な経費が掛かってくることになります。
ですから、土地代以外の費用が別途で掛かってくるという現実を、
しっかりと頭に入れておくようにしなければいけません。

勘違いその3:土地は広いほど良い

確かに、せっかく家を建てるのであれば、広い土地にしたい
という気持はよく分かります。
しかし、現実的に考えてみてください。
その庭に生えてくる草は一体誰が抜くのでしょうか?
容赦なく延びていく木の手入れは一体誰がするのでしょうか?
ちょっと放置しているだけでボーボーになってしまう芝生は
一体誰が定期的に刈るのでしょうか?
その範囲が広くなればなるほど、手入れはさらに大変なものに
なってしまいます。

また、広い土地を買えば、そもそも庭の工事費用も、
それに連動して高くなってしまうし、これから一生払い続ける
固定資産税だって、かなり割高になってしまうことになります。
200㎡(=約60坪)までと、それを超える部分では、
驚くほど税金の金額が違ってくることになります。

ですから、土地はあなたにとって必要最小限の広さにしておくように
しなければいけません。そして、あなたにとって必要最小限の広さを
知るために、あなたがどんな家を建てたいのか?を土地探しをする前に
ある程度明確にしておく必要があります。

残りの3つについてはまた次回、
ゆっくりとお伝えさせていただこうと思います。

それでは・・・。