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工務店の社長がつぶやく『失敗しない賢い家づくり』の豆知識

これからの家づくりで大切なこと

2019/08/27

現在、原則として国民年金は65歳から受け取ることが出来、
厚生年金は生年月日に応じて60才以降から受け取ることが
出来るようになっているのですが、おそらく今後は、この受給開始年齢が
どんどん引き上げられていくことになるでしょうし、年金額だって、
どんどん少なくなっていく可能性があります。

それゆえ、たとえ給料が大幅に下がることになったとしても、
一生現役で働いていくつもりでいなければいけないのはもちろん、
IDECO(個人型確定拠出年金)や生命保険などを利用し、お金を上手く
運用することで、不足が予想される老後資金を自分自身で積み立てていく
必要があります。
そのためには、家づくりの予算に対する考え方も変えるようにしなければいけません。

おはようございます。
株式会社ミズシマの新内です。

まず、第一に考えるようにしなければいけないことは、
家に負担を掛けすぎないということです。
一生に一度の買い物ですし、せっかく建てるのだから、
なるだけ思い描く理想を叶えたい・・・。と考えるのが家づくりです。

また、インターネットという手段によって、いとも簡単に
情報や画像が手に入るため、夢が膨らみやすくなってしまい、
それに伴って予算も上がりやすくなってしまうのも、
現代の家づくりの大きな落とし穴です。

しかしながら、家を建てたからといって、後の全てが犠牲に
なってしまっては元も子もありません。

ですから、まずはあなた自身の予算をしっかり把握して、
その予算に合わせた土地を選び、家を建てるようにする
必要があるのですよね。

そしてもう1つ大切なことが、将来余分なリフォーム費用が
かからない家にすることです。

家づくりを間違えて捉えてしまうと、将来、余分なリフォーム工事を
しなければいけないだけではなく、余分な増築までも強いられることに
なってしまいます。

あなたがそうであるように、あなたの子供たちは、やがて家を
出てゆき、自分で所帯を持ち、自分で家を建てるようになります。
つまり、子供たちの部屋はいつまでも必要ではないということです。

また、あなたもいつまでも若いわけではなく、やがて足腰が
弱ってしまうかもしれないので、その時にも備えた家にしておく
必要だってあります。

これからの時代は家もお金同様に、今の状況だけを考えて
計画してしまうと、将来に予想だにしなかったしわ寄せが
やってきてしまうことになります。
そしてそのせいで、不便な暮らしか貧しい暮らしのどちらかを
選択しなければならなくなってしまうことになります。

そうならないためにも、間違えた家づくりだけは絶対に
しないように充分に気を付けていただければと思います。

それでは・・・。