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工務店の社長がつぶやく『失敗しない賢い家づくり』の豆知識

住宅密集地で平屋を建てるのは無理??

2019/08/06

新しく造成された分譲地のようないわゆる住宅密集地で、
平屋が建っているのを見かけることは、ほぼありません。
2階建ての家々にぐるりと囲まれた場所では、「日当たりも風通しも悪くなる」と
思ってしまうからです。

おはようございます。
株式会社ミズシマの新内です。

確かに、それほどゆとりがない土地で平屋を建てようと思うと、
敷地いっぱいに家を建てることになるので、日照や採光の確保には
工夫が必要になりますが、この日照と採光の確保さえ工夫することが出来れば、
たとえ住宅密集地であろうと、2階建の家より明るい平屋の家を建てることが出来ます。
 
たくさんの家が建ち並ぶ住宅密集地に限らず、LDKは生活の拠点となる場所なので、
絶対に明るく開放的で快適な空間にしたいと誰しもがお考えになることでしょう。
 
しかしながら、平屋はもちろんのこと、敷地にゆとりを持たせながら設計できる
2階建てだったとしても、住宅密集地の場合、南側に家が建っている土地に
家を建てるとなると、どうしてもLDKの日照と採光に難が出てしまいます。
 
また、日当たりが良さそうな南道路の土地だったとしても、工夫することなく
間取りを考えてしまった場合、外(近所)から家の中が丸見えになってしまう・・・。
という最悪な環境をつくってしまうことになります。
 
ですから、日当たりが良さそうな土地においては、ただ単に日照と採光を
確保するだけじゃなく、同時に、いかにプライバシーを侵害されることなく、
日照と採光が確保出来るLDKをつくることが出来るのか?ということを
考えないといけません。
 
また、日当たりが悪そうな土地においては、プライバシーの確保は
もちろんのこと、いかに日照と採光がとれるLDKをつくることが出来るのか?
ということを考えないといけません。
 
これら2つの両立を考えないまま、住宅密集地で間取りを考えてしまった場合、
平屋はおろか、たとえ2階建てであろうとも、非常に住みにくい家になってしまう
ことでしょう。
 
一方で、たとえ住宅密集地でもこれら2つを両立した間取りにすることが
出来るなら、2階建てに限らず、平屋であろうとも住み心地に優れた素晴らしい
住まいにすることは可能です。
 
ですから、もしあなたが、「出来ることならば平屋が建てたい!」と
お考えであるならば、もし敷地がそれほど広くなかったとしても、
あるいは住宅密集地だったとしても、一度弊社にご相談にお越しいただければと思います。
 
それではまた次回・・・。