2019/07/30
土地は、大きく分類すると、新しくつくられた分譲地と、
昔から存在していた土地の2つに分かれます。
そして、新しくつくられた分譲地は、「隣との境界が明確になっている」
「道路の所有者が市町村である」「排水先が確実にある」
「水道も敷地内に引き込まれている」など、家を建てるにあたって
問題になりがちな要素が全て解決されているというメリットがある反面、
その分、価格が高めに設定されています。
おはようございます。
株式会社ミズシマの新内です。
ですから、新しくつくられた分譲地で気に入った場所が見つかった場合、
少しでも土地価格を抑えるためにも、南向き道路以外の土地を
ご検討いただくことをオススメしています。
というのも、設計次第で、日照・採光・採風はどうにでもなるからです。
もし、150万円も余分にお金を支払って南向き道路を買っても、
丸見えで住みにくい家を建てて日照も採光も採風も殺してしまうのであれば、
150万円土地代を抑えて、日照にも採光にも採風にも優れた住みやすい家に
した方が金銭的にも得するわけですからね。
また、南道路以外の土地であれば、たとえ新しくつくられた分譲地であろうと、
不動産屋さんも価格に弾力性を持たせてくれやすくなります。
つまり、より安く手に入れられる可能性が高くなるというわけですね。
日当たりが良い土地じゃないと、良い家を建てることが出来ないと誰もが
考えてしまうため、南道路に比べて間違いなく売りにくいからです。
資金計画によってもっと土地予算を下げなければいけない場合は、
昔から存在していた土地を狙わざるを得なくなります。
もちろん、多くの場合、価格が安く設定されている上、価格交渉もしやすいため、
非常に安く土地を購入出来るのがこういった土地のメリットです。
また、すぐに売れる心配もないので、その土地に合わせて間取りや外観を
設計したり、さらには見積りを取ったりした上で、その土地を買うかどうかを
決めることが出来るようになるのも、こういった土地が持つメリットの1つでもあります。
しかしながら、こういった土地の場合、価格そのものは安く設定されているものの、
境界が不明確だったり、水道が来てなかったり、排水先に問題があったりと、
なにかしらの問題を抱えている場合が多々あります。
そして、それによって余分な費用がかかってしまう・・・。ということがあります。
ですから、土地を買う時には、こういった別途費用のこともしっかりと理解し、
計算に入れた上で購入するようにしていただければと思います。
それではまた次回・・・。