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2026.06.27

開放的な家づくりの落とし穴

開放的な家づくりの落とし穴

「明るくて開放的な家にしたい…」
家づくりを考える方なら、
誰もがそうお考えになるのではないでしょうか。

一日中、太陽の光がたっぷりと降り注ぐリビングで、
子どもたちとのんびり過ごす休日。
朝日が気持ちよく差し込むダイニングで、
家族みんながテーブルを囲む朝食の時間。
そして、家族の様子を見ながら料理ができる、
ゆったりとしたキッチン。
今の暮らしではなかなか実現できていない、
そんな理想の生活を思い描きながら、
多くの方が家づくりを始めるのではないでしょうか。

おはようございます。
Tsumugu Houseの新内です。

そして、その理想を実現するために、
・天井を高くする
・LDKを広くする
・窓を増やす
といった工夫を考えられると思います。

しかし、これらの工夫は確かにコストは上がるものの、
それだけで明るさや開放感が生まれるわけではありません。

✔ LDKを広くし過ぎると…

LDKは家族が最も長い時間を過ごす場所です。
だからこそ、
「ここだけは出来る限り広くしたい」
そう思われる方も多いと思います。

確かに、図面で見ると広いLDKはとても魅力的です。
ですが、実際に暮らし始めると、
想像していた状態とは少し違った現実が待っています。
なぜなら、床面積が広がることで余白が生まれ、
その余白には自然とモノが集まるからです。
子どもの学校の荷物、習い事の道具、上着やバッグ…。
気が付けば、せっかくの広いLDKがモノであふれてしまいます。

あるいは、その荷物を片付けるために収納家具を置き、
結果として空間が狭く感じられることも少なくありません。

✔ コストとスッキリ感のバランスを考える

さらに、LDKを広くすればするほど家の価格も高くなります。
そして、余ったスペースを埋めるために家具を購入すれば、
その分さらに出費が増えていきます。
つまり、
・建築費が上がる
・家具代が増える
・結果的に散らかりやすくなる
という状況になってしまうこともあるわけです。
だからこそ、コストを抑えながらスッキリしたLDKを維持するためには、
単純に広くする以外の工夫が必要になります。

例えば、
「子ども部屋を1階につくる」
という考え方です。
今の家づくりでは、子ども部屋は2階につくるのが当たり前になっています。
ですが、本当にそうでしょうか?
もし子ども部屋が1階にあれば、リビングに置きっぱなしになりがちな荷物を、
自分の部屋に持って行ってもらいやすくなると思いませんか?
学校の荷物や習い事の道具など、
毎日使うモノをわざわざ2階まで運ぶのは、子どもにとっても面倒なことです。
だからこそ、リビングに置きっぱなしになってしまうんですよね。
その点、子ども部屋が1階にあれば
荷物を片付けるハードルがぐっと下がります。
結果として、LDKは散らかりにくくなり、
いつもスッキリした状態を維持しやすくなります。
そして、スッキリした空間は掃除もしやすくなります。
つまり、開放感をつくるためには、単純に広さを求めるのではなく、
「散らからない仕組み」を考えることも大切だということです。
とはいえ、本当に明るく開放的な住まいをつくるためには、
もうひとつ大切な要素があります。
次回は、そのもうひとつのアイデアについてお話ししたいと思います。

それでは・・・。