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2026.01.17

平屋の欠点の解決法

平屋の欠点の解決法

平屋の良さは、

  • 「自然と耐震性が高まること」
  • 「家全体に空気が循環しやすいこと」
  • 「使い勝手が良く、生活しやすいこと」

この3つにあると考えています。

ただし、その裏側には
もちろんいくつかの欠点も潜んでいます。

1つ目は、**「広い土地が必要になること」**です。

平屋は1階部分の面積が大きくなるうえ、
南向き以外の土地では、
日照を確保するための余白も必要になるからです。

2つ目は、**「家の価格が高くなること」**です。

コスト上昇が著しいコンクリートを多く使用する
基礎の面積が大きくなることに加え、
屋根の面積も広くなるためです。

3つ目は、**「防犯性が低くなりやすいこと」**です。

すべての部屋が1階に配置されるうえ、
多くの住宅は窓の配置を見るだけで
おおよその間取りが分かってしまう
という弱点を抱えています。

そして、それを補うために
塀や目隠し、門やアプローチなど、
心理的に敷地内へ入りにくくする工夫として
外構工事にひと手間かける必要が出てきます。

その結果、
外構コストが一気に跳ね上がってしまうのです。
土地面積が広いことも相まって、なおさらです。

おはようございます。
Tsumugu Houseの新内です。

このように、
物事には必ずプラス面とマイナス面が存在するように、
近年人気が高まっている「平屋」も
両方の側面を持ち合わせています。

そこで今回は、
このマイナス面をプラスに転じるアイデアについて
お伝えしていきたいと思います。

✔️ 3つの欠点を一気に解決!

実は、これら3つの欠点は
**「中庭をつくる」**という
たった1つのアイデアで解決することができます。

中庭をつくることで、
まず「土地を広く確保する必要」がなくなります。

家の中心から採光を取るようにすれば、
周囲を建物に囲まれていても、
それらによって光を遮られることがなくなるからです。

その結果、
日当たりのための余白を削ることができ、
土地取得にかかる費用を
大幅に抑えることが可能になります。

また、家の中心から光を取り入れることで、
安定した明るさを家全体に届けることができるため、
外周部に採光目的の大きな窓を
設ける必要がほとんどなくなります。

(避難用の窓を重視したい方は
大きな窓を設けるケースもありますが)

その結果、
外壁そのものが塀の役割を果たすようになり、
塀や門、目隠しといった
心理的に侵入しにくくする工夫が
ほとんど不要になります。

これにより、
外構にかかるコストが丸ごと削減できるうえ、
防犯性とプライバシー性が高まり、
より安心して暮らせる住まいになります。

最後に、2つ目の問題点である
**「家の価格が高くなること」**についてです。

ここに関しては、
これまでの話ほど単純ではありません。

中庭をつくることで、
目隠しのためのカーテンや
台風時の飛来物を防ぐためのシャッターが
基本的に不要になるため、
その分のコストは抑えられます。

しかし一方で、
施工面積は確実に増えるため、
トータルで見ると
建物価格自体は上がってしまうのも事実です。

そこで必要になるのが、
**「なくてもいいものをなくす」**という考え方です。

例えば「廊下」。
これは基本的に通るだけの空間であり、
必ずしも必要なスペースとは言えません。

また、部屋数についても
必要以上に増やす必要はありませんよね。

すべての部屋と収納が同じフロアにあり、
将来的にはお子さまが独立することを考えれば、
なおさらです。

部屋の広さについても同様です。
寝る時間以外はリビングで過ごすことが多く、
プライバシーが確保され、
自然光が降り注ぐ中庭があれば、
自然とそこに居たくなるはずです。

このように、
中庭+無駄を削るという合わせ技を使うことで、
家の価格を抑えていくことも可能になります。

いかがでしたか?

これらは、
「平屋」ならではの欠点をカバーするための
具体的なアイデアです。

これから家づくりを考え、
「平屋にしたいな」と思っている方は、
ぜひ参考にしていただければと思います。

それでは……。