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2025.12.20
これからの土地選び
割高な分譲地とどう向き合うか?
お金を抑えたいなら知っておくべき土地選びの視点とは
こんにちは。
Tsumugu Houseの新内です。
最近の分譲地は、景観が美しく整えられ、道路幅も広く、同世代が集まりやすい安心感もあって、とても魅力的に映りますよね。
実際、周辺の土地と比べると少々割高でも、見た目の良さや生活のしやすさから、早々に売れていく傾向があります。
しかし昨今は、インフレの影響により「コンクリート価格」が右肩上がりに高騰しているため、今後新たに造成される分譲地は、より一層価格が割高になっていくことが予想されます。
つまりこれから家づくりを始める方にとっては、
- 割高になることを承知で、分譲地を選ぶのか?
- もしくは、予算を抑えるために、分譲地以外の土地を検討するのか?
という“極端な二択”を迫られることになるかもしれません。
今回は、後者――つまり「少しでも予算を抑えたい」とお考えの方に向けて、土地選びの際に注目すべき視点をお伝えいたします。
✔️ 災害時のリスクを見落とさない
まず第一に、災害時のリスクを必ず確認しておきましょう。
特に弊社のように「可能であれば平屋をご提案する」スタンスの工務店の場合、2階への避難ができないぶん、浸水リスクの高い土地では注意が必要です。
また、分譲地以外の土地では、近隣の建物が「築古」である可能性が高くなります。この場合は以下のようなリスクも視野に入れる必要があります。
- 地震時の倒壊リスク:構造が古く、耐震性能が確保されていない家が隣にあると、万が一の際に倒壊する恐れがあります。
- 火災リスク:古い住宅では石油ストーブやガスコンロの使用率が高く、阪神淡路大震災でも「ストーブの転倒」が火災拡大の要因となった事例がありました。
- シロアリ・害虫のリスク:古家からのシロアリ・ゴキブリなどが飛来する可能性も否めません。
こうしたリスクを踏まえると、「見た目以上に安く設定されている土地」には、何らかの“訳”があるということを念頭に置いていただけるとよいでしょう。
✔️ 割安で“問題のない”土地を探すには?
では、そうしたリスクを避けながら、希望エリアで“割安な土地”を手に入れる方法はないのでしょうか?
実は、唯一の現実的な方法として、
「日当たりにこだわらない」ことが挙げられます。
同じエリア内でも、南向きかどうかで土地の価格は大きく変わりますし、日当たりが悪そうに見える土地ほど割安に設定されている傾向があります。
ただし、こうした土地でも、間取りの工夫次第で家の中は驚くほど明るく快適にできます。
例えば:
- 中庭を設けて光を取り込む
- 窓の配置や開口部の設計を工夫する
- 採光と通風を考慮したゾーニング
これらを適切に計画すれば、日当たりの不利を感じさせない明るい家に仕上がりますし、防犯性やプライバシー性にも優れた住まいに仕立てることが可能です。
✔️ “割安な掘り出し物”の正体とは?
土地価格は非常にシビアに設定されていて、
「誰が見ても良い」と思える土地は高く、
「何となく避けられがち」な土地は安くなります。
だからこそ、割安な土地を探すには、
「見た目の印象に左右されずに、その土地の“本質”を見極めること」が鍵です。
そして、設計と施工の両面からサポートできる私たちのような工務店であれば、悪条件を逆手に取って理想の住まいをカタチにすることも可能です。
まとめ
- 新規分譲地は魅力的だが、今後はさらに割高に
- 浸水・倒壊・火災・シロアリなどのリスクにも注意
- 割安な土地を見つけるカギは「日当たりへのこだわりを捨てる」こと
- 間取りの工夫で、条件の悪い土地でも快適な暮らしは実現できる
土地探しにお悩みの方、
「条件が悪くても住まいの工夫で乗り越えられる」
という視点を、ぜひ一度取り入れてみてください。
それでは、また。