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2025.11.26

土地を取り巻く環境と土地探し

土地を取り巻く環境と土地探し

建築費の値上がりに伴い、
最近では土地探しをされる方が減少しています。

不動産業者の方からも、
「人気エリア以外では土地がほとんど動かない(=売れない)」
という話を聞く機会が増えました。

さらに最近では、
コンクリート価格の高騰」が
新たな問題として加わっています。

新しい分譲地を造成するには、
道路側溝や境界基礎など、
大量のコンクリートを使う構造物が必要です。

そのため、材料費が高騰すると
販売価格が当初の想定より大幅に上がってしまうのです。

需要より供給が上回る今の状況で、
価格まで高くなるとなれば、
販売リスクが大きくなりすぎます。

その結果、
「分譲したくても仕込んだ土地を動かせない」
――そんな悩みを抱える不動産会社が増えています。

おはようございます。
Tsumugu Houseの新内です。

✔️ 今は「買う側」にとってチャンスの時期かも?

こうした背景を踏まえると、
不動産業界にとっては厳しい時期ですが、
これから土地を探す方にとってはチャンスとも言えます。

不動産会社の立場からすれば、
「売れ残るより、少し値下げしてでも売れた方がいい」。

つまり、交渉の余地が生まれやすく、
“お得に土地を手に入れられるタイミング”
とも考えられるわけです。

✔️ 土地探しを始める前に「予算」を明確に!

ここ数年で建築費は約30%上昇しました。

建築費と外構費を合わせると、
家づくりの総予算は以前に比べて600〜900万円ほど増加

以前なら土地込みで
3,000万〜3,500万円で建てられていたものが、
今では4,000万円を超えるのが当たり前になっています。

その結果、
金利の安い「変動金利」を選び、
返済年数を40年に延ばすケースが増えています。

ただし、これは“応急処置”的な方法です。

変動金利が今後どう動くかは誰にも予測できません。
30代で40年返済を選ぶとなると、
健康寿命を過ぎても働くことが前提になります。

だからこそ、
根本的な解決策としては、
**「家づくりにかける総予算を抑える」**ことが大切です。

建築費だけでなく、
土地代・外構費も含めて、
“トータルで最小限に抑える工夫”をしていきましょう。

まずはライフプランを踏まえた資金計画を行い、
少し厳しめの予算を設定します。

そして、その予算を絶対に超えない範囲で土地を探す。
この順序がとても重要です。

✔️ 値段交渉しやすい土地とは?

予算を抑えながら土地を探す場合、
「いわゆる“良い土地”」は
最初から候補から外しておくのがポイントです。

ここで言う「良い土地」とは、
多くの人が好む**“日当たりの良い土地”**のこと。

日当たりの良い土地は需要が高く、
どんな状況でも売れやすいため、
価格が高い上に値引き交渉がほとんど通りません。

そのため、あえて「日当たり重視」を外してみるのがおすすめです。

実際、家の中が明るくなるかどうかは
「土地の日当たり」よりも「設計(間取り)」で決まるからです。

このような土地は人気が集中しないため、
もともとの価格設定が割安であることが多く、
さらに値下げ交渉にも応じてもらいやすい傾向があります。

結果、同じ地域・同じエリアでも
予算内で土地を購入できる可能性が高くなるのです。

✔️ まとめ

土地探しのコツは、
「良い土地」=「高い土地」という常識を少し外してみること。

少し条件を変えるだけで、
土地の選択肢も広がり、
家づくり全体の予算バランスも整います。

今の時代、建築費や金利の変動を完全にコントロールすることはできません。
だからこそ、土地の選び方こそが“賢い家づくり”の第一歩。

「日当たり」「立地」「価格」――
そのすべてを冷静に見極めながら、
無理のない計画で理想の家づくりを進めてください。

それでは、また。