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2025.09.13
隠れた費用に要注意!

土地探しをしていると、「思ったより安い土地を見つけた!」
と感じることがあるかもしれません。
しかし実際には、土地価格だけでは購入できない「隠れた費用」
が存在し、それを把握していないと後から大きな出費となり、
結果的に「割安どころか割高な買い物」になることも珍しくありません。
おはようございます。
Tsumugu Houseの新内です。
隠れた費用の代表例
土地購入では、表示価格以外に次のような費用が必要になることがあります。
- 仲介手数料:
売主が不動産会社でない場合「土地価格 × 3% + 6万円 × 消費税」 - 水道引き込み費用と水道加入金:
道路から水道を引き込む場合は数十万円規模 - 境界工事費用・排水同意金:
隣地との境界や排水状況によって追加発生
こうした費用を事前に把握せず購入すると、
思わぬ出費で予算が大幅に崩れる恐れがあります。
ケース1:境界工事のやり直し
古い家が建っている土地では、
ブロック塀や基礎が劣化していることが多く、やり直しが必要になります。
- 基礎工事:約15,000円/m
- ブロック積み:約9,000円/m
- 解体費用:約10万円
仮に30mやり直す場合、合計で約82万円の追加費用に。
土地が大きければさらに倍増します。
ケース2:水道の引き込みやり直し
家が建っていた土地でも油断は禁物です。
- 水道管が引き込まれていない
- 管が細く水圧が弱い
といったケースでは、引き込み直しに30〜40万円、
水道加入金も別途必要になります。
ケース3:解体費用の負担
「現況渡し」の契約条件では、解体工事を買主が負担します。
- 境界ブロックの撤去
- 草木や家財の処分
- アスベストの除去(鉄骨・RC造の場合)
思っていた以上に費用がかかり、数百万円規模になるケースもあります。
まとめ
土地購入には「土地代+隠れた費用」
がかかることを前提に考える必要があります。
- 仲介手数料
- 境界工事
- 水道引き込み
- 解体費用
これらを調査・予算計上しておかなければ、
思わぬ出費で「割高な土地購入」となりかねません。
土地探しをする際は、
見えない費用まで含めて検討することが、賢い家づくりの第一歩です。
それでは・・・。