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2025.08.20

大切な家具選び

大切な家具選び

家づくりの満足度を決めるのは「家具とインテリア」かもしれません

おはようございます。
Tsumugu Houseの新内です。

せっかく自分好みの素材や仕上げで建てた住まいです。
だからこそ、家具やインテリアにもとことんこだわりたい――
そう思うのは、当然のことだと思います。

しかし、家具・インテリアは「後回し」にされがちです

けれど現実には、

  • 建築費に予算をかけすぎてしまう
  • 最初から家具・インテリア費用を見込んでいない
    といった理由から、家具やインテリアにかける予算が不足しがちです。

その結果、せっかくの新居に妥協した家具を入れることになったり、
思っていた雰囲気と違う空間になってしまったりするケースがよくあります。

家づくりと家具・インテリアは切り離せない関係です。
特にTsumugu Houseのように、
仕上げをあえてシンプルに設計する家では、
家具や照明が空間の印象を大きく左右します。

家具や照明は「家と調和する、一生モノ」

だからこそ、資金計画の中で家具・インテリアの予算も
確保していただきたいのです。
ソファ、ダイニングテーブル、椅子、照明、ベッド、
ラグ、テレビボード、観葉植物…。
どれも暮らしの質に直結し、
住まいを完成させるために欠かせない要素です。

家具・インテリアには、最低でも100万円を想定しておきたい

個人的には、建築費とは別に家具・インテリア用に100万円程度の予算
を見込んでいただくのが理想だと考えています。

例えば──

アイテム相場の目安
ダイニングテーブル15〜30万円
ダイニングチェア1脚 7〜10万円
照明(メイン)10万円以上も珍しくない
ベッド+寝具1台あたり 約10万円
ソファ・ラグ・ローテーブル等リビング一式で30〜50万円前後

すべてを高級品で揃える必要はありませんが、
**「本当に気に入ったものを少しずつ選ぶ」**という楽しみは、
家を建てたあとも長く続きます。

外構費用が抑えられるからこそ、家具に回すという選択

Tsumugu Houseでは、中庭設計やプライバシー性の高い間取りによって、
一般的な住宅よりも外構費用が抑えられるケースが多くなっています。

そこで浮いた予算を、家具やインテリアに回していただく
のもひとつの方法です。
家の“余白”を、家具という“彩り”で満たすことで、
暮らしの満足度は格段に高まります。

予算を削った家具は、結局“高くつく”こともある

もちろん、IKEAやニトリなど、リーズナブルで良いデザインの家具もたくさんあります。
しかしそれは、いわば「ファストファッション的」な選択です。

価格が抑えられている分、傷みやすかったり
家の雰囲気と合わなくなったりして、数年ごとに買い直すことになり、
結果として高くついてしまうことも少なくありません。

家具も“経年を愉しむ”パートナーに

本当に良い家具というのは、構造も素材も丁寧につくられていて
長く使うほど味が出るものです。
家と同じように、経年変化を楽しめる存在でもあります。

だからこそ、家づくりと同じ目線で、
家具も大切に選んでいただけたらと思います。

最後に

家具やインテリアは、
単なる“モノ”ではなく、暮らしを形づくるパートナーです。
そして、その選び方次第で、
家に住んだあとの幸福度も大きく変わります。

これから家づくりを始められる方には、
ぜひ資金計画の段階で「家具の予算」を
しっかり確保していただければと思います。

家も家具も、自分らしく、心地よく、
ずっと愛せるものでありますように。

それではまた。