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2025.05.17
平屋の人気が急騰している理由

【本当に高い?】
中庭のある“平屋”なら、子育て世代にも選ばれている理由
こんにちは。
岡山で建築家とつくるデザイナーズ住宅を手がけている、Tsumugu House (ツムグハウス)の新内です。
最近、お打ち合わせで「平屋ってやっぱり人気ですよね!」とお声をいただくことが本当に増えました。
実際、Tsumugu Houseで建てている住宅の80%以上は平屋です。
でも、「なんで平屋が流行ってるんですか?」と聞かれると…
正直、はっきりと答えられないくらい、もはや“当たり前の選択肢”になってきているのかもしれません。
■ 平屋は“高い”というイメージからの脱却
以前までは、平屋と聞くと
- 土地が広くないと建てられない
- 建築費が高くなる
- 外構費もかかる
- 南向きの高額な土地じゃないと難しい
…といった理由から、**「お金持ちの家」という印象を持たれていた方が多かったと思います。
でも今では、その考え方が少しずつ変わり始めているように感じます。
✔ 高くない平屋 vs 高くなる平屋の違い
実は、“平屋は全て高い”わけではありません。
同じ平屋でも、設計の考え方や土地の使い方によって、コストは大きく変わってきます。
✅ コストを抑えやすい「中庭のある平屋」
Tsumugu Houseでは、平屋・2階建てを問わず**“中庭”を取り入れた家づくり**をご提案しています。
中庭があることで、家づくりの全体コストをグッと抑えることができるんです。
<中庭がもたらすメリット>
- 南向きにこだわらなくても採光がとれる
→ 割高な南向き土地を避けられる - 敷地の無駄をなくし、最小限の土地で建てられる
→ 土地の購入費を削減 - 外周に大きな窓が不要になる
→ 目隠しフェンス・塀・シャッターの費用をカット - 外観が整いやすくなる
→ 外構の見た目調整費も不要に - 必要最小限の部屋数で設計できる
→ 無駄な空間をカットして建築費を抑える
✅ コストがかかりやすい「従来型の平屋」
一方、中庭がない一般的な平屋を建てようとすると、
- 日当たりを確保するために南向きの広い土地が必要
- 外からの視線を防ぐためにカーテン・シャッター・外構工事が必須
- 外周部に大きな窓をたくさん設置 → 建築費アップ
- 敷地が広くなる分、外構の施工面積も広がる
結果的に、「これぞ“金持ちの平屋”!」というような構成になってしまいます。
✔ 中庭平屋は“子育てにもやさしい”
さらに中庭のある平屋は、子育て世代にとっても嬉しいメリットがいっぱいです。
- どこからでも子どもを見守れる
- 窓を開けても安全&視線を気にしない
- 室内干しや水遊びも安心してできる
- 外からの音や視線に左右されにくい静かな暮らし
土地・建物・暮らしやすさ、すべてのバランスがとれた暮らし方が叶えられるんです。
✔ 平屋=高いという思い込みを手放してみませんか?
確かに平屋は建て方によってコストが上がるケースもありますが、
**「中庭を活用した設計」**によって、ぐっと現実的な選択肢になります。
Tsumugu Houseでは、設計の工夫で平屋を身近にし、
子育て世代の方にも無理のない予算で「理想の暮らし」をご提案しています。
岡山で平屋を検討されている方は、
ぜひ 「どんな平屋にするか?」の視点も持ってみてくださいね。
それではまた。
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Tsumugu House(ツムグハウス)
代表:新内 芳之