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2025.05.01
LDKをスッキリ見せる2つの秘策
【LDKが散らかる問題】
スッキリ暮らすために家づくりでできる2つの工夫
こんにちは。
岡山で建築家とつくるデザイナーズ住宅を手がけている、Tsumugu House(ツムグハウス)の新内です。
新築を考え始めたご家族から、こんな声をよく耳にします。
「せっかく家を建てたら、LDKはいつもスッキリしていたいんです」
…とはいえ、実際に暮らしてみると、
- 学校の荷物が散乱
- 子どもの服やおもちゃが置きっぱなし
- 書類や生活用品がカウンターにどんどん積まれていく…
そんな日常になってしまうのは、きっとどのお宅でも共通ではないでしょうか。
LDKは、家族みんなが最も長く過ごす空間。
だからこそ、物が自然と集まり、片付けが難しくなりやすいのです。
✔ そこで私たちが提案しているのが、次の2つの工夫です。
①「子ども部屋を1階につくる」
平屋なら自然とそうなりますが、
2階建ての場合でも、Tsumugu Houseではあえて1階に子ども部屋を設けることをおすすめしています。
その理由はとてもシンプル。
片付けやすいからです。
子どもが小さいうちは、おもちゃや絵本、洋服。
小学校に上がると、ランドセル、制服、学校の道具、そして習い事の荷物まで…。
これらをわざわざ2階に持って上がるのは手間がかかります。
結果的に、LDKの周りに物が溜まってしまうことに。
でも子ども部屋が1階にあれば、
子ども自身が自分の荷物を自分の部屋に片付けやすくなるんです。
さらに、1階なら家族の気配を感じながら安心して部屋が使えるので、
お子さんにとっても自然と“自分の居場所”になります。
私たちはこの部屋を、
「子ども部屋」+「収納」+「子どもリビング」
の3役を兼ねたスペースとして提案しています。
②「キッチン背面に“パントリー兼納戸”を設ける」
LDKをスッキリ保つには、収納の位置と量がとても重要です。
特に、生活感が出やすいキッチンまわりは要注意。
そこで私たちは、キッチン背面に大きめの収納スペースを設けています。
半分をパントリー(食品・キッチンストック)、
もう半分を**納戸(生活用品や書類など)**として活用できるようにしています。
冷蔵庫や家電もそこに置くことで、キッチンの見た目をよりスッキリさせることができます。
さらに、キッチン横に死角となる壁をつくって、
ゴミ出しカレンダーや学校のプリントなど「貼っておきたいけど見せたくない」ものを、
リビング側から見えない場所にまとめて貼れるようにするのもポイントです。
■ 少しの工夫で、片付けはぐっと楽になる
もちろん、これだけでLDKが“いつも完璧に片付く”わけではありません。
ただ、家づくりの段階で動線と収納を暮らしに合わせて設計しておくことで、
片付けやすい仕組みが自然と整うのは間違いありません。
実際に住んでいただいたお客様からも、
「掃除が苦手でも片付けやすい家になった」と嬉しい声をいただいています。
暮らしをラクにする工夫は、「見えないところ」から始まります。
Tsumugu Houseでは、家族の毎日が整うような間取りを、
建築家と一緒に一邸一邸丁寧につくっています。
岡山で家づくりをご検討中の方、
ぜひお気軽にご相談くださいね。
それではまた。
—
Tsumugu House(ツムグハウス)
代表:新内 芳之