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2026.07.11

泥棒が狙いたいと思わない家

泥棒が狙いたいと思わない家

「昔は玄関に鍵なんてかけなかった。」
そんな話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
近所同士が顔見知りで、お互いに声を掛け合い、
自然と地域全体で見守り合っていた時代。
そんな時代だからこそ成り立っていた暮らし方だったのでしょう。

しかし、時代は変わりました。
地域とのつながりが以前よりも薄くなった今では、
残念ながらそうはいきません。

おはようございます。
Tsumugu Houseの新内です。

だからこそ、毎日を安心して暮らしていくためには、
自分たちの家は自分たちで守るという考え方が欠かせません。
家づくりにおいても、防犯対策はとても重要な要素になっています。
では、よくある一戸建てを思い浮かべてみてください。

南側には大きな窓があります。
そこは、おそらくリビングです。
裏側へ回ると目線の高さに窓があり、そこがキッチン。
その近くに小さな窓があれば、トイレや洗面所、お風呂でしょう。
格子まで付いていれば、ほぼ間違いありません。
2階にはベランダに面した窓が並び、
主寝室と子ども部屋。
さらに高さの違う窓があれば、そこが階段。

このように、外から窓を見るだけで、
ある程度の間取りが想像できてしまいます。
果たして、このような家は本当に防犯性が高いと言えるでしょうか。
防犯意識が高まっている今だからこそ、
一度立ち止まって考えていただきたいポイントです。

✔ 意外と思いつかない防犯対策

防犯対策と聞くと、
・防犯カメラを付ける
・警備会社と契約する
・防犯ガラスを採用する
・玄関の鍵を増やす
・高い塀やフェンスを設ける
といった方法を思い浮かべる方が多いと思います。
もちろん、どれも効果はあります。
ですが、もうひとつ大切な方法があります。
それは、
「家の形そのものを見直すこと」
です。

弊社では、正面から大きな窓がほとんど見えない住まいを
ご提案することがあります。
そうすることで、外から家の中を想像しにくくなり、
防犯性を高めることができるからです。

もちろん、「窓をなくす」ということではありません。
大きな窓は、本当に必要な場所に設けます。
外からの視線を気にせず光や風を取り込める場所につくることで、
明るさも風通しも十分確保できます。
つまり、
窓の数ではなく、窓をつくる場所が大切なんですよね。
さらに、外壁側に大きな窓がなければ、
視線を遮るための高い塀や目隠しフェンス、
植栽なども必要最小限で済みます。
家そのものが塀の役割まで果たしてくれるからです。
結果として、庭や外構にかかる費用も大幅に抑えることができます。
また、防犯性を高めるためだけに、
高価な設備を次々と追加する必要も少なくなります。
つまり、
・防犯性が高くなる
・外構費を抑えられる
・防犯設備のコストも抑えられる
という、一石三鳥の家づくりにつながるわけです。
ということで、
窓が少ないシンプルな外観の家は、
単にデザインを優先しているわけではありません。
防犯性やプライバシー、さらには外構コストまで考えた結果、
生まれたデザインでもあるのです。
ぜひ、そんな視点でも家づくりを考えていただければと思います。

それでは・・・。