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2026.05.30

実生活のことまで熟慮した間取りづくり

実生活のことまで熟慮した間取りづくり

実生活まで考え抜いた間取りづくり

30〜35坪ほどの土地は、一般的に「狭小地」と呼ばれます。
このような土地に家を建てる場合、

・暗い
・閉塞感がある
・片付けにくい
・使いにくい

といった住まいになりやすいため、設計段階での工夫がとても重要になります。

おはようございます。
Tsumugu Houseの新内です。

狭小地に家を建てる場合、多くは2階建てになります。
そして一般的には、

・1階:LDK+水回り
・2階:寝室+子供部屋

という間取りになることが多いのですが、
この考え方のまま進めてしまうと、次のような失敗が起こりがちです。

・光を取り入れようと窓を増やした結果、外からの視線が気になり、カーテンを閉めたままになってしまう
・必要な場所に収納が足りず、片付けにくい家になってしまう
・洗濯の「干す→取り込む→たたむ→しまう」という流れが考えられておらず、暮らし始めてから不便に気づく

つまり、間取りの段階で「実生活」がしっかり考えられていないと、
暮らしにくい家になってしまうということです。

だからこそ、
・光の取り入れ方
・収納の配置
・家事動線

これらをすべて“暮らし目線”で設計することが重要になります。

✔ 景観にも配慮した理想的な動線

今回ご紹介するのは、
ご実家の隣にあった古家を建て替えた住まいです。

敷地は、一般的に見れば
「ここに家が建つの?」と思われるほどの狭小地でした。

こうした条件の中でも、
日々の家事、特に洗濯がラクになる間取りをご提案しました。

この土地は南側が道路に接しているため、
一般的には、

・1階北側に水回り
・2階南側にベランダ

という配置になりがちです。

しかしこの場合、
・水回りが暗く寒くなりやすい
・重たい洗濯物を持って毎日階段を上り下りする

という負担が発生します。

これ、年齢を重ねるほど確実にしんどくなります。

そこでこの住まいでは、
洗濯を1階だけで完結できる間取りとしました。

まず、洗面脱衣室を少し広めに確保し、南向きに配置。
その先に、洗濯物が干せるデッキを設けています。

これにより、

・晴れた日は数歩で外干し
・花粉や雨の日は室内干し

と、状況に応じて柔軟に対応できます。

さらに、このデッキはリビングともつながっているため、
乾いた洗濯物はそのままリビングへ取り込むことができます。

そして、リビングの近くにはファミリークローゼットを配置。

取り込んだ洗濯物は、
そのままハンガーで掛けて収納することが可能です。

「たたむ」という手間を減らすことで、
日々の負担を大きく軽減できます。

もちろん、デッキは外から見えない位置に配置し、
目隠しも施しているため、プライバシーと景観も両立しています。

いかがでしょうか?

限られた敷地条件の中でも、
景観と暮らしやすさを両立した住まいをつくることは可能です。

ということで、今回はここまで。
次回はまた別の視点から、この住まいについてお伝えしていきます。

それでは・・・。