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2025.12.10

コストという代償

コストという代償

南向きの落とし穴。〜明るさと引き換えにしているもの〜

おはようございます。
Tsumugu Houseの新内です。

家づくりを考えるとき、
「南向きの土地がいい」「南にリビングがあると明るくて快適」
そう思われる方がとても多いのではないでしょうか。

確かに、南向きに部屋を配置して、南向きに大きな窓をつくれば、
たっぷりの陽射しが差し込む明るい空間になります。

けれども、その“理想”には、いくつかの落とし穴が潜んでいるのをご存知でしょうか?

落とし穴①:南向きの土地は「見つかりにくい」

まず最初にぶつかる壁が、
そもそも南向きの土地が見つからないという問題です。

日当たりのよい土地は、誰にとっても魅力的です。
そのため、需要に対して供給が追いつかず、
なかなか条件に合う土地に巡り合えないまま、時間だけが過ぎていってしまいます。

さらに、人気がある土地は価格も高く設定されがちです。
競争率が高い=価格交渉の余地も少なくなり、
結果として、割高な価格で購入せざるを得ないことになります。

落とし穴②:「開放的=丸見え」問題

これは意外と見落とされがちなポイントですが、
南向きに大きな窓を設けた場合、
外から室内が丸見えになるという問題が発生します。

これは設計のプロなら当然分かっていることですが、
あえて触れられないまま話が進んでしまうケースも少なくありません。

そこで必要になるのが、プライバシーを守るための対策工事です。

落とし穴③:追加費用が膨らむ

視線を遮るために必要となる工事や設備は意外と多く、
その分、想定外の費用が発生することになります。

たとえば…

  • カーテン:南向きの大きな窓すべてに必要
    → 外の景色が見えにくくなり、採光も抑えられてしまう
  • シャッター:防犯・災害対策として取り付けが必要
  • ウッドデッキの目隠し:人目を気にせず使うために必須
  • 塀・門・長いアプローチ:外からの視線や侵入を防ぐため
  • 植栽:装飾と目隠しを兼ねた重要アイテム

これらの工事にかかる費用は、
決して小さくありません。

  • カーテン・シャッター類で約100万円
  • 外構(目隠し・塀・門・植栽など)で約200万円

合計すると、300万円近い追加費用になることもあるのです。

最後に

土地探しをするとき、多くの方が「日当たりの良さ」に目を向けます。
けれども、その選択が、時間や費用、プライバシーといった点で
後悔につながってしまう可能性があることを、ぜひ知っておいていただきたいのです。

Tsumugu Houseでは、単なる“日当たりの良さ”だけではなく、
暮らし全体のバランスや将来的なコストまでを見据えた家づくりをご提案しています。

これから土地探し・間取り計画を進める方は、
ぜひ今回の内容も参考にしてみてくださいね。

それではまた。