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2025.09.10
カーテンがいらない利点

カーテンありきの間取りはNG!
窓を最小限にすることで得られる大きなメリット
家づくりを考えるとき、意外と見落とされがちなのが
「窓」と「カーテン」の関係です。
カーテンを前提に間取りをつくると、
カーテン代が余分にかかるだけでなく、
採光や通風の確保が難しくなり、
「思ったより家の中が薄暗い」「風が通らない」
といった後悔につながることがあります。
Tsumugu Houseでは、こうした問題を避けるために
「カーテンありきの間取り」を基本的に採用していません。
窓を最小限に抑えることで、
コスト削減以上の大きなメリットが生まれるのです。
1.カーテンがいらない利点
カーテンを前提にしないことで、
- カーテン代が不要になりコストを抑えられる
- 採光と通風がしっかり確保できる
- カーテンやレールの掃除の手間が減る
- 窓の数が少ないため掃除や戸締りも楽になる
といった日常的なメリットが得られます。
そして、最大の利点は「窓を最小限にできること」
からさらに大きな価値が生まれる点にあります。
2.窓を最小限にすることで得られるメリット
✔️ 高い耐震性を実現
窓が増えるほど耐震壁の量は減り、建物の強度は下がります。
逆に窓を減らすと壁量が増え、耐震性が高まります。
特に「平屋+中庭採光」の設計では、
外周部の窓を最小限にしつつバランスよく壁を配置でき、
より安心できる住まいを実現できます。
✔️ 快適性とコストダウン
最新のサッシは高性能になっていますが、
それでも壁と比べれば熱損失は大きいもの。
窓を減らすことは、断熱性と冷暖房効率の向上につながります。
さらに廊下や階段を減らす設計と組み合わせれば、
空気の循環が良くなり、冷暖房効果が一層高まります。
その結果、床面積や建具が減り、建築コストの圧縮にもつながります。
✔️ 使いやすい部屋と収納
窓を少なくすることで壁面が増え、
家具の配置やコンセント計画が自由になり、
部屋の使いやすさが向上します。
さらに「収納の多さ=床面積の広さ」と思われがちですが、
実際には使える壁の多さが重要です。
窓を最小化することで、
コストを増やさずに収納を多く確保することが可能です。
まとめ
「カーテンありきで間取りを考えない」ことで得られるメリットは、
- コスト削減
- 耐震性の向上
- 室内の快適性向上
- 掃除や戸締りの手間削減
- 収納力アップ
と多岐にわたります。
それでは・・・。